2020年9月中に買った&売った銘柄

 ポイント投資で保有している銘柄のうち、9月中に売ったり、ポイントで買い足したりした銘柄とその理由を解説します!

売った銘柄

 前述、騰落率1位だった扶桑電通(7505)の他、公募増資の観測が報道されて株価が大幅に下落したANA(9202)を利益確定しました。株価のピークと比較するとだいぶドローダウン*(価格が落ち込み、評価益が減少したり、損失が出ること)してしまいましたが、トータル+13.45%になりましたので、よしとします。日本航空(9201)も今後そのような動きが出る可能性を考慮して、いったん売却しました。通算利益は+13.10%でANAとほぼ同水準となりました。

ドローダウン*:価格が落ち込み、損失が出ること

 また9月は、米国株市場が大きく崩れたので、いったんNASDAQ-100連動型上場投信(1545)を利益確定しました。今後は再び下落する局面があるかもしれませんが、再上昇すると考えており、利益確定後に大きく下落したので買い戻しました。組入上位銘柄は、Apple、Microsoft、Amazon.com、Facebook、Alphabet(Google)、テスラ、エヌビディア、アドビ、ペイパルで、コロナショック後の上昇局面で真っ先に買われました。ただし、PERはS&P500などの主要指数より高く、リスク・ボラティリティが高めである点に注意が必要です。

買った銘柄

 前述の東証マザーズETF(2516)NASDAQ-100連動型上場投信(1545)の他、東海旅客鉄道(9022)を購入し、株価がたれたところで売却し、結果的にスイングトレードとなりました。

▼【株式】アイフル(8515)

 過払い金請求による長らくの低迷を乗り越えて、業績に回復のきざしが出ています。現時点では中長期投資の観点で購入しており、長く保有しようと考えています。第1四半期の対会社予想進捗率(通期の業績予想に対して、四半期決算業績がどの程度達成しているかを示す指数)は37.2 %となっており、中間決算の発表は11月中旬です。会社予想の83億円からどの程度上振れがあるのかに注目しています。このまま業績の回復が続いた場合、株価は400円程度までは十分に上昇するポテンシャルがあると考えています。

▼【投資信託】楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド[新興国株式])

 楽天SPUのために500円投信を購入しました。今月は、この連載が始まってから買ったことがなかった「新興国株式投信」を購入してみました。ここ数年は新興国が軟調ですが、今後は逆襲の場面があるかもしれません。ポートフォリオの一部では投資しておきたいと考えます。