2020年9月末時点のポイント投資資産「62万3,424円」

 こんにちは、ポイント投資を実践している、まつのすけです。楽天ポイントを使って、ポイント投資で100万円を目指し、楽天ポイント投資に取り組んでいます。9月の株式市場は、東証マザーズを除いて軟調な傾向となり、外国株も一部を除いて低迷傾向となりました。

 2020年9月末時点での、ポイント投資で得た資産を発表しましょう! 株式投資がプラスで、投資信託は追加投資分で微増。ポイント投資で得た資産は、9月末時点で合計62万3,424円。8月と比較してポイント投資による資産額は+1万9,876円となりました。

9月にゲットした楽天ポイントは1万7,031ポイントでしたが、そのうち、投資に使える普通ポイントは1万635ポイント。また、株式・ETF(上場投資信託)を利益確定し、待機資金としています。9月末時点でのポイント投資で得た資産額は62万3,424円。8月末の残高:60万3,548円と比較すると1万9,876円プラスに! 少しですが、増やすことができました。

 9月は国内外の株価指数が低下傾向となっており、株式投資においては軟調な傾向でした。日本の東証マザーズは元気ですが、その他は今ひとつの展開となっています。アメリカのNASDAQも軟調でした。投資信託は、おおむねどの銘柄も4%前後の下落となりましたが、株式・ETFでカバーしてなんとか微益…という1カ月でした。

  現在は、東証マザーズの元気が良い銘柄に投資できているか否かでパフォーマンスに違いが出ています。ポイント投資では大ヤラレを避けるために、ボラティリティが高いモメンタム(相場の勢いや方向性の、短期的な動きを判断するための指標)・高PER(株価収益率:その株が、割安か割高かを判断するための指標)銘柄は避けるようにしています。

 東証マザーズを除いて、国内外の市場の雰囲気があまりよくなかったので、9月に利益確定した分は、大部分を待機資金としており、様子見しながら再び投資していく方針です。大局的には「10~11月を底に春先まで上昇」という、過去の季節特性の傾向と同じような展開になることを期待しています。

 楽天ウォレットでの仮想通貨(暗号資産)のポイント投資では、前月比▲8.23%と大きな下落となり、軟調な展開が続いています。

楽天ウォレットで購入したビットコインは7月をピークに軟調傾向…

2020年9月の概況&好成績銘柄TOP5!

 2020年9月1~30日の間、ポイント投資で保有している銘柄のうち、成績が良かった上位5位を発表!

▼1位 【株式】扶桑電通(7505)
騰落率:+7.44%(21万3,600円→22万9,500円)
コメント:配当・株主優待の権利確定日に向けて上昇したので、権利落ち前に売却しました。通算利益は+14.92%となり、大きなリターンをもたらしてくれました。

▼2位 【ETF】東証マザーズETF(2516)
騰落率:+6.50%(8,620円→9,180円)
コメント:東証マザーズ市場で、年初来高値銘柄が多数出ていました。よくわからない高PER銘柄が苦手なので、無難にETFを購入しました。個別株の精査で確信を持てない場合、ETFが手っ取り早い投資方法となります。

▼3位 【株式】東海旅客鉄道(9022)
騰落率:+5.50%(12万3,500円→13万297円)
コメント:リバウンドの気配が出ていたので購入し、株価がたれた(=下がった)ところで売却しました。結果的にスイングトレード(2~3日間程度の期間内で注文と決済を行う取引方法)となりました。

▼4位 【株式】丸八ホールディングス(3504)
騰落率:+5.29%(8,067円→8,494円)
コメント: 2020年9月30日時点でPBR(株価純資産倍率:現在の株価が企業の資産価値に対して割高か割安かを判断する指標の1つ。数値が低いほうが、企業の価値の割に株価が安くお買い得という意味になる)が0.23倍というバリュー銘柄で、多数の現金等を保有しており、自己資本比率も高めです。業績も悪くないので、東証マザーズの派手な銘柄と比べると地味ですが、安心してホールドできる銘柄です。

▼5位 【ETF】NASDAQ-100連動型上場投信(1545)
騰落率:+2.22%(11万7,200円→11万9,800円)
コメント:米国ナスダック市場の代表的な企業で構成される株価指数に連動するETFであり、大きく下落したところで押し目買いしました。現在は上昇トレンドにおける一時的な下落局面であり、調整を経て再び上昇するという相場観でいます。

※騰落率とは:株価がどのくらい値上がりor値下がりしたかを%で表したもの。計算式:(比較時の株価-比較前の株価)÷前日の株価×100=株価騰落率(%)

2020年9月中に買った&売った銘柄

 ポイント投資で保有している銘柄のうち、9月中に売ったり、ポイントで買い足したりした銘柄とその理由を解説します!

売った銘柄

 前述、騰落率1位だった扶桑電通(7505)の他、公募増資の観測が報道されて株価が大幅に下落したANA(9202)を利益確定しました。株価のピークと比較するとだいぶドローダウン*(価格が落ち込み、評価益が減少したり、損失が出ること)してしまいましたが、トータル+13.45%になりましたので、よしとします。日本航空(9201)も今後そのような動きが出る可能性を考慮して、いったん売却しました。通算利益は+13.10%でANAとほぼ同水準となりました。

ドローダウン*:価格が落ち込み、損失が出ること

 また9月は、米国株市場が大きく崩れたので、いったんNASDAQ-100連動型上場投信(1545)を利益確定しました。今後は再び下落する局面があるかもしれませんが、再上昇すると考えており、利益確定後に大きく下落したので買い戻しました。組入上位銘柄は、Apple、Microsoft、Amazon.com、Facebook、Alphabet(Google)、テスラ、エヌビディア、アドビ、ペイパルで、コロナショック後の上昇局面で真っ先に買われました。ただし、PERはS&P500などの主要指数より高く、リスク・ボラティリティが高めである点に注意が必要です。

買った銘柄

 前述の東証マザーズETF(2516)NASDAQ-100連動型上場投信(1545)の他、東海旅客鉄道(9022)を購入し、株価がたれたところで売却し、結果的にスイングトレードとなりました。

▼【株式】アイフル(8515)

 過払い金請求による長らくの低迷を乗り越えて、業績に回復のきざしが出ています。現時点では中長期投資の観点で購入しており、長く保有しようと考えています。第1四半期の対会社予想進捗率(通期の業績予想に対して、四半期決算業績がどの程度達成しているかを示す指数)は37.2 %となっており、中間決算の発表は11月中旬です。会社予想の83億円からどの程度上振れがあるのかに注目しています。このまま業績の回復が続いた場合、株価は400円程度までは十分に上昇するポテンシャルがあると考えています。

▼【投資信託】楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド[新興国株式])

 楽天SPUのために500円投信を購入しました。今月は、この連載が始まってから買ったことがなかった「新興国株式投信」を購入してみました。ここ数年は新興国が軟調ですが、今後は逆襲の場面があるかもしれません。ポートフォリオの一部では投資しておきたいと考えます。

2020年9月にゲットした楽天ポイントは「1万7,031ポイント」!

ショップ独自のボーナスポイント、買い回りセール、5と0の付く日、スポーツチーム勝利で+1倍、SPU、Rebatesでポイントを獲得しました。楽天証券、楽天銀行でも着実にポイントゲット!

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 楽天市場でショップが独自にポイント10倍や15倍といった施策を講じている際に購入しました。楽天スーパーセール等のお買い物キャンペーン時に、相乗効果を狙って各ショップがポイントをUPすることがあるので、要注目です。今月は合計で1万7,031ポイントを獲得できました。

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 楽天証券、楽天銀行ではハッピープログラムを設定することで、証券・銀行取引で楽天ポイントをザクザク得られるようになります。他のネット証券・ネット銀行と比較した場合、ポイントがもらえるかどうかは大きな違い! 楽天銀行は、自動引落や他の銀行口座への振込などでもポイントを得ることができ、日常生活全般で無理なくポイ活できるのがいいところですね。

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