お話を伺った人:丸山晴美さん

丸山晴美さん
ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー、節約アドバイザー。旅行代理店、コンビニ店長などを経て、2001年からマネーの専門家としてテレビ、雑誌などで幅広く活躍している。
著書に『50代から知っておきたい!年金生活の不安、解消します』、『知ってるだけで年間50万円浮く!!得するお金のスゴ技大全』などがある。

令和2年度分から、青色申告の控除額に10万円もの差が!

「身分証明書は免許証があるから十分」「特に作る必要がない」と思って、個人番号カードが送られてきたまんま、マイナンバーカードを作らずに放置している人、いませんか? 確かに免許証やパスポートなど、顔写真付きの公的な身分証明書はほかにもあり、「また今度にしよう」と思ってなかなか手続きができていない人も多いかもしれません。

 ただ、令和2年度以降、マイナンバーカードは「あると便利」というものから「持っているとおトク」というものに変わる人がいます。マイナンバーカードを持っているとトクする人、それはずばりこんな人です。

【1】不動産所得、事業所得、山林所得がある人
【2】キャッシュレス決済をよく利用する人

 それぞれ、どんなお得があるのかを説明していきましょう!