今月の質問「どうなる?菅内閣」

楽天証券経済研究所 根岸 美知代

【今月の質問1】 菅内閣は、国民の信を問うために、衆議院の解散総選挙をやると思いますか?   

出所:楽天DIのデータより楽天証券経済研究所作成

 令和2年9月14日に発足した菅内閣が、年内または来年、解散総選挙を「行う」と思う方が約65%と、「行わない」と思う(約23%)方を大幅に上回りました。解散総選挙の時期については、年内よりも来年と考える方が多くなっています。菅内閣の任期は来年の9月までなので、来年に解散総選挙をやるならば、来年の早い時期と考えられます。

【今月の質問2】 菅内閣の任期は来年9月までです。来年9月で終わる短命内閣になると思いますか? あるいは、来年9月以降も続くと思いますか?

出所:楽天DIのデータより楽天証券経済研究所作成

 来年9月で終わる短命政権と予想している方は、約22%だけでした。半数以上の方が、来年9月以降も続くと考えています。自民党内で派閥を持たなくても、強いリーダーシップを発揮し、長期政権への道を開くと期待している方が多いということでしょうか。

【今月の質問3】 菅首相に期待していることはなんですか?(3つまで回答可)

出所:楽天DIのデータより楽天証券経済研究所作成

 一番多かったのは「コロナ禍の経済政策」でした。「その他」には、「期待していない」という厳しいご意見も多数ありましたが、以下の通り、さまざまな期待をお寄せいただきました。

「消費税等の減税」「国防、軍備増強」「森、加計、桜問題の追及」「女性の地位向上」「格差是正」「NHKの改革、受信料引き下げ」「嘘のない政治」「首都機能の分散」「国会議員数の削減」「拉致問題の解決」「情報公開」、などでした。

「コロナ禍の経済政策」として、既にいくつかのGo Toキャンペーンも始まっております。感染拡大抑制と経済が両立できるよう、感染防止対策を行い「ウィズコロナ時代」を生き抜いていきたいと思います。

 今回もたくさんのご意見をいただきまして、ありがとうございます。