本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは105.89円
↓下値メドは103.88円
今朝の天気マークは「晴れ」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
欧米襲うコロナ第2波
市場は「リスクオフ」
今週のドル/円は、週明け早々21日(月曜)に104.00円まで下げ、今年の3月以来の安値をつけました。しかし円高の勢いは続かずその後は反発。22日(火曜)のNY市場では105.08円まで戻しましたが、上値も重く終値は104.95円。終値104円台は5営業日連続。米国の追加景気対策に対する失望、英国などでコロナ第2波による厳しい移動制限が発動されたことで、マーケットの雰囲気が悪化しています。
米国では、ギンズバーグ最高裁判事の死去にともない後任をめぐる超党派の議論で忙しく、暫定予算の目途が立たないまま政府機関の閉鎖が月末に迫っています。欧州では一時収まったかに思えた新型コロナ感染が再び拡大。感染者が毎週倍増するなか、英国のジョンソン首相は移動制限を強化しました。ロンドンやスコットランドはロックダウンも検討中。
コロナ収束こそが経済回復の前提だっただけに、ここにきての状況悪化は、マーケットの希望を奪ったといえます。季節はこれから冬。コロナ第3波のおそれもでています。これまで以上にワクチン関連のニュースがマーケットのボラティリティを高めそうです。
ユーロとポンドはそれぞれ対ドルで、2カ月ぶりの安値をつけました。欧州復興基金設立の熱狂は去り、合意なき離脱へ進む英国の未来は不透明。ドル買いにも慎重だが、かといって欧州通貨を買う状況でもない。ではドル/円は? ドル/円の最新位置情報は「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
23日のドル/円のNY市場終値は104.95円
前営業日の終値比+0.28円だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。
今日の格言:
流れが悪いと思い込んで、気持ちが沈んだり、事態を打開しようとして無理をすると、ますます敗色が濃くなる
各国・各通貨トピックス
新型コロナウイルス:
新型コロナがクラウドコンピューティングの成長の加速させる
ドル:
FRB(米連邦準備制度理事会)「経済の弱さはコロナ感染州の外には広がっていない」
WeChat規制でiPhoneの中国販売台数が30%落ちるおそれ
中国政府、台湾訪問の米高官らを制裁対象に
カプラン連銀総裁「量的緩和はタダではない。最終的にドルの水準に影響」
米大統領選:
バイデン氏が大統領になったら、メンソールたばこが禁止になる可能性
ユーロ:
独コメルツバンク、全体の3分の1に相当する200の支店閉鎖を決定
スウェーデン中央銀行「再びマイナス金利の必要に迫られるかもしれない」
ポンド:
ジョンソン首相、アイルランドのバックストップの取り決めを無効する可能性
円:
SBI、香港撤退を検討
豪ドル:
豪中関係悪化で経済に影響 観光や教育部門
南アランド:
第2四半期経済成長、前期比▲51% 最悪の予想をさらに下回り景気後退入り確実
その他:
ディズニー実写映画「ムーラン」の一部は新疆ウイグル自治区で撮影
アメリカで手の消毒液を飲み4人死亡 アルコール摂取目的も
南アで棺を盗もうと墓を掘り起こした男、住民らに地中に埋められる
コットンのバッグは約2,400回使わないとレジ袋よりエコとは言えない