新型コロナウイルスという未知の感染症が世界中に広がり始めてから半年。今もなお感染拡大に歯止めがかからない中、私たちの生活が以前の状態に完全に戻るまでには数年単位の時間がかかる様相です。

 コロナ禍がもたらした影響は、プラス面マイナス面ともに多々ありますが、今回改めて明らかになったのは、何事にも「絶対」はないということ。現に米国では、1980年代から1990年代半ば頃にかけて生まれたミレニアル世代を中心に、早期の経済的自立を目指すFIREムーブメントが再び注目を集めているようです。不確実性と隣り合わせの時代だからこそ、周りに合わせるのではなく、あくまでも「自分がどうしたいか」という視点で資産形成を行っていくことが重要です。