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著者の吉田 哲が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
大激戦!米大統領選挙で世界分裂は直らない

米大統領選挙、選挙戦の日数は残りわずか

 11月5日は米大統領選挙の投開票日です。4年に1度、11月の第1月曜日の翌火曜日に実施される同選挙は、民主主義を是とする西側の超大国であり、権威的な国々が多い非西側諸国とのパイプを広く持つ米国のリーダーを決める選挙として、大変に注目が集まります。

 以下は、共和党の候補者であるトランプ氏と民主党の候補者であるハリス氏の、世論調査における平均支持率の推移です。

図:トランプ氏とハリス氏の世論調査の平均支持率(10月27日まで)

出所:Bloombergのデータより筆者作成

 同データは米国の調査会社であるリアル クリア ポリティクス(Real Clear Politics)が、数種類から数十種類の世論調査を平均化したものです。10月27日時点でトランプ氏が48.5ポイント、ハリス氏が48.4ポイントと、ほとんど同じです。

 7月下旬にバイデン氏に代わって民主党の候補者となったハリス氏は、10月初旬まで選挙戦を優位に進めてきました。しかし、同中旬以降、支持率が低下し、高水準を維持していたトランプ氏とほとんど横並びになりました。

 大接戦の選挙戦を経ていよいよ来週11月5日の投開票日を迎えます。選挙結果はどうなるのでしょうか。それによってコモディティ(国際商品)価格はどう推移するのでしょうか。