信用取引シミュレーションなら誰でもできる! 

ドーシタ師範 信用取引口座開設の審査が終われば、連絡がくる。申し込みから数日だが、これを待つ間に、信用取引の注文の出し方を予習してみるか。楽天証券には、信用取引初心者にうってつけのツール「信用シミュレーション」がある。実際の取引は、ウェブサイトやアプリでできるが、それぞれ画面表示が異なるから、「信用シミュレーション」では取引の流れを眺める程度でもいいから、一度試してみるといい。

(1)ログイン後のPCウェブ画面で[国内株式]をクリック

(2)[詳細はこちら]をクリック

(3)[振替入金額]に最低保証金額[300,000]円以上を入力し、[銘柄を選択]をクリック

(4)開いたポップアップ画面で銘柄を選ぶ

ドーシタ師範 どうだ。シミュレーションではあるが、『[1]建玉合計』を見ると、信用取引が成立したことが分かる。「建玉(たてぎょく)」を現物取引に当てはめて言えば持っている株のことで、信用取引では資金や株を借りた取引分があることを指す。取引が一巡していない未決済分がある状態なのだ。虎の巻1で教えたが「信用取引の株式は永遠に持っていることはできず、決められた期日までに取引を一巡させることがルール」。信用取引は、例えるなら箱根駅伝のように必ず往復がセットだ。未決済分があるということは「復路」が残っている状態だ。