日経平均急落

 先週の日経平均株価は、1週間で1,041円下がり、2万1,710円となりました。4~6月の景気・企業業績の予想以上の落ち込み、円高(ドル/円が一時1ドル104円台)、新型コロナ感染の世界的な拡大などが嫌気されました。

<日経平均日足:2020年2月3日~7月31日>

 2月半ばからコロナ・ショックで暴落、3月半ばから急反発した日経平均は、6月以降、やや膠着感が出つつありました。強弱材料がきっこうし、大きくは上へも下へも動けない展開が続いていました。ただし、先週、久々に大きく下がりました。まだレンジを下放れたわけではありませんが、ここから下げが加速するのか、注目されます。