最近の米国株式市場

 新型コロナウイルスの第二波に対する警戒感の高まりや、労働市場の見通しに懸念が広がる中、米国株式市場は調整局面に入ったとみられます。底値から急速に株価を回復させてきた反動で、6月11日(木)は大幅に下落、6月12日(金)は反発し、やや持ち直しました。

 当面、株式市場には様子見姿勢が広がりそうですが、経済動向の影響を受けにくい成長株や、ゼロ金利が続くなか、株主還元に積極的な企業を物色する機会とも捉えられます。

「ニューノーマル」を支える米国株銘柄

 特に成長株としてストーリーを描きやすいのは、新型コロナウイルスの影響を受けてチャンスが広がる「ニューノーマル」関連の銘柄でしょう。私たちにとって、すでにオンラインでの買い物や仕事は日常になったといえます。また、オンライン教育や、遠隔医療、最先端技術を使った在庫管理などが定着する可能性もあります。

世界でデジタル化が加速中

作成:楽天証券