新型コロナウイルスで成長株に対する期待が減った今は逆にチャンス!?

 有望な成長株発掘の情報源として、すぽさんがよく活用していたのがテレビ東京系の経済番組「カンブリア宮殿」。

「この番組で紹介された『日本M&Aセンター』は、その市場の有望度と収益性の高さに驚いてすぐに購入しました。EPSがどんどん伸び、その期待感からPERも上昇を続ける好循環が続いて、あっという間に株価が5倍に。『カンブリア宮殿』に登場した銘柄を買っても、今ではもう成功しないかもしれませんが、経済メディアをこまめに見て、新しいサービスやビジネスモデルの紹介記事があったら、『これ、いけるかも!?』とヒントにすると、思わぬ有望成長株に巡り合えるかもしれません」(すぽさん)

 景気が悪くなると、投資家は安定を求めて割安で財務・業績が安定した大型株にシフトしがち。その半面、いつ、破たんするか分からないような、小型の成長株には怖くて手が出ないため株価も割安になりがち。その意味では、コロナ・ショックで投資活動も自粛気味の今は、貴重な割安成長株を発掘できるチャンスと言えるかもしれない。