人気投資ブロガーに聞く成長株の投資戦略!

 株式には、成長株(グロース)、割安株(バリュー)をねらって投資する戦略がある。どこに狙いを定めるべきか。百戦錬磨の投資ブロガーが自らの投資戦術を余すことなく紹介する。

 今回は、成長株投資で幾度もテンバガー(株価が10倍になった株)を獲得している、すぽさんがその秘訣を語った。

すぽさんの成長IT株の見つけ方 

「今回のコロナ・ショックは1月にノーポジ(株式資産を持たず、売買もしない)にして、うまく切り抜けることができました」と語る人気投資ブロガーのすぽさん。経済物理学の視点で株式市場をとらえる新ジャンルの考え方を学んでいたことで、米国株のバブル崩壊が始まったと判断。今年2020年2月中旬からの大暴落をうまく回避できたという。

 投資を始めた2005年から5年間ほどは、割安株投資が主体だったすぽさん。その後、何気なく購入した中国株や国内IT企業サイバーエージェントなどの成長企業の株価が大きく上昇したこともあり、リーマン・ショック後から成長株投資へ転向する。

 成長株といえば真っ先にIT株が思い浮かぶ人が多いかもしれないが、すぽさんもド本命の成長IT株投資で大成功した。

「ITセクター、特にウェブ関連の会社は、(1)既存市場から顧客を奪える(成長性)、(2)変動費が極めて低いため損益分岐を超えると一躍、高収益企業に変身する、(3)独占的なプラットフォームの構築やサブスクリプション(定期購買)サービスの展開など高収益なビジネスモデルが生まれやすいという3点から、成長株投資のターゲットとして一番だと思います」と語る。

 とにかく「成長、ビジネスモデル、割安」という3点に注目して、業績を丹念に分析し、「5年で2倍になるような株をPER(株価収益率)20倍ぐらいで買い、企業の見通しが変わらない限り長期保有」が、すぽさんの投資ポリシー。

 利益確定に関しては「2倍になったら半分売り、残りの半分に関して成長が続く限り、利益を伸ばす姿勢で臨む」というスタイルで、これまでの投資歴の中で3度もテンバガー(株価が10倍になった株)に巡り合うことができた。