変動金利、将来の上昇局面に要注意!

 住宅ローンには固定金利と変動金利の2種類があります。金利の変わらない固定タイプは支払額も変わらず、長期の返済見通しが立てやすい一方、変動タイプよりも金利が高くなっています。変動タイプは市場金利に合わせて金利が変わるため、最初は固定タイプよりも安かったとしても、高金利になった場合、固定タイプよりも支払総額が高くなってしまうこともありえます。

 それぞれのメリット、デメリットがあるので、どちらのタイプを選ぶかは、皆さんそれぞれの考え方によると思います。最も注意したいのは、将来の金利動向です。金利が上昇するのか否かはだれにも分かりませんが、新型コロナウイルスの拡大や東京五輪後の大不況予測など経済情勢は不安定であることは間違いありません。

 古くから固定金利タイプで借りている方が、0.5%以上下がる固定タイプで借り換えれば、お得になるケースが多いと思います。一方で、変動金利タイプの方は難しい判断をしなければなりません。変動タイプを選び、もし万一にも金利が上昇局面になった場合は支払総額が当初よりも増えてしまう可能性もあるからです。いずれにしても慎重に判断することが大切です。

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(はるちゃん)

※この記事は2020年3月17日にマネラボサイトで公開されたものです。

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