本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは113.99円
↓下値メドは107.44円
今朝の天気マークは「晴れ」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
「株券でトイレットペーパーは買えない」
ドル高、株安続く
週末20日金曜日も狂騒のドル買いは止まず。東京休場のこの日、ドル/円は111円台半ばまで上昇。今月101円まで下げたあと、わずか2週間で今年の高値(112.22円)が見える位置まで戻ってきました。ドル/円の最新位置情報については、「今日の注目通貨」をご覧ください。
NY株式市場は再び下落。主要三指標すべてが前日比大幅安で終了しました。週間の下落率は、3指数ともに2008年10月の金融危機以来の大きさ。新型コロナが引き起こす金融危機が、先進国から新興国へ拡散することが心配されています。新興国経済は「ドル建て借入れ」を大量に保有しています。新興国が調達したドルを国内の投資に充てているのだとすれば、投資収入激減によって返済原資に窮する状況に陥ることになります。さらに借り換えようとしてもドル高が大きな負担。世界経済の萎縮とドル高に歯止めがかからなければ、新興国通貨危機のリスクが高まることになります。
毎ヨミ!FXトップニュース
20日のドル/円のNY市場終値は110.86円
19日の終値に比べ0.26円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。
今日の格言:
Keep Calm and Carry On (平静を保ち、普段の生活を続けよ)
イギリス政府が第二次世界大戦の直前に、開戦した場合のパニックや戦局が悪化した場合の混乱に備えて作成した、国民の士気を維持するための宣伝ポスター。今もイギリスの様々なシーンで使われている。
各国・各通貨トピックス
新型コロナウィルス:
ニューヨーク州の知事が全企業に在宅勤務を命じる
カリフォルニア、州人口4,000万人の「6割感染恐れ」
米国の検査数はまだ2万5,000人程度。需要ショック長引くおそれ
ドル:
ローゼングレン・ボストン連銀総裁「米国の失業率は大幅に上昇する」
6月のG7サミットはテレビ会議に
NY原油先物:
トランプ大統領、サウジ対ロシアの原油価格戦争の仲介へ
円:
IOC(国際オリンピック連盟)が公式声明、東京五輪は「予定通り準備」
日本政府、欧州、東南アジアからの帰国者に14日間の自宅待機
ユーロ:
ECB(欧州中央銀行)、パンデミック緊急債券購入プログラム(PEPP)を開始
BMW、ヨーロッパと南アフリカの工場を閉鎖
ポンド:
新型コロナ対策、上限2,500ポンドとして給料の80%を補填
BOE(イングランド銀行)、政策金利を現行の0.25%から0.10%に緊急利下げ
豪ドル:
RBA(豪準備銀行)緊急追加利下げで、政策金利は0.25%に
RBAが量的緩和を実施、50憶AUD相当の債券買い入れ
南アランド:
SARB(南ア準備銀行)、政策金利を6.25%から5.25%に引き下げ
南アでも感染者。ラマポーザ大統領が「国家災害宣言」
スイスフラン:
SNB(スイス国立銀行)、政策金利を-0.75%に据え置き
その他:
米誌「プレイボーイ」が休刊。新型コロナの影響
米で新型コロナの陽性患者が病院脱出、警官が自宅包囲