ランキング上位銘柄のうち、直近で動きのあった銘柄を確認

テスラ(TSLA)

出所:楽天証券ウェブサイトより

  2位のテスラ(TSLA)は、1月29日に決算を発表し、納車台数が過去最高水準に達し、2四半期連続で黒字を達成しました。それを受け、その後4日間(1月30日~2月4日まで)で株価は52.6%(2月4日終値887.06ドル)急騰する展開となりました。2月4日の取引時間中には一時968.88ドルまで上昇する場面もありました。2020年に50万台以上納車するとの見通しも示しており、今後のテスラの動向にも注目です。

マイクロソフト(MSFT)

出所:楽天証券ウェブサイトより

  1月29日に発表された決算で市場予想を上回る収益となり、新型肺炎の拡大懸念で揺れる相場のなかで、株価はさらに上昇する展開となりました。クラウドサービスAzureの売り上げは62%伸び、引き続き現在のマイクロソフトの業績をけん引しています。また、パソコン用基本ソフト(OS)のウィンドウズも世代交代の影響で販売が伸びたことも今回の好決算の要因となりました。

ビヨンド・ミート(BYND)

出所:楽天証券ウェブサイトより

 植物由来の人工肉の製造・販売を手掛けるビヨンド・ミートは、2019年5月に上場後、一時株価は234.90ドルまで上昇しましたが、その後、株価は下落し、2020年1月に入るまで70~80ドル程で推移していました。

 しかし、競合他社であるインポッシブル・フーズがロイター社とのインタビューで、マクドナルドへの卸売りを断念したと明らかにしたことが材料となり、株価は上昇に転じました。マクドナルドは2019年9月より、カナダでビヨンド・ミートの人工肉を使ったメニューを試験販売しています。人工肉への関心は高まっており、今後の動向にも注目です。