2.SPDR ポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)
SPDR ポートフォリオS&P500高配当株式ETFは高配当銘柄に分散投資された上場投資信託です。個別銘柄のように市場で売買することができます。
3.ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)
ワイヤレス通信大手です。他社との競争激化が懸念材料ですが、インフラ色の強いサービスを提供しているため、業績が大きく落ち込むリスクは低いと考えられます。
4.3M(MMM)
工業製品・事務用品大手です。グローバル経済の影響を受けやすく、株価は年初来でマイナス圏に落ち込んでいます。直近では一部のアナリストが製品に含まれる化学物質に関する訴訟リスクを指摘しており、株価回復には時間がかかるでしょう。ただし、グローバル経済好転の話題が増えてきた場合に物色される可能性が高い銘柄と考えられます。
5.シスコシステムズ(CSCO)
通信機器のリーディングカンパニーで、ネット接続用のルーターやスイッチで高いシェアを誇ります。ドットコムバブルの頃に人気になった古い企業というイメージがあるかもしれませんが、ソフトウェアやサブスクリプション型ビジネスモデルの拡大を進める等革新性を有した企業です。
3Mと同じくグローバル経済の影響を受けやすく株価は軟調です。ただし、直近の四半期決算では、ソフトウェアセグメントのサブスクリプションモデルが拡大、粗利益率が上昇しており、ビジネスモデル改革は進んでいるようです。また、規模が小さいですが、セキュリティ分野が2桁増収となっており長期的な成長の芽も確認できます。さらに企業の5G活用が本格的に進めば、関連製品の販売拡大にも期待が持てる銘柄です。
2020年7月期1Q(8-10月期)のセグメント別売上高