予算を決めるときは支出の必要性と優先順位を考えて

 書き出した支出額を見て少し青ざめてしまった人は、予算を抑える工夫を考えてみましょう。この時、会社の必要経費のように、その支出が必要であるかどうかと、必要な支出の優先順位を考えてみると良いでしょう。

 たとえば、忘年会やクリスマスパーティなどのイベント参加。お付き合いの程度によってはお断りしても良いものもあるかもしれません。1年頑張った年納めとして、気の合う仲間と楽しんだり、慰労しあったりしたい気持ちもありますが、他の支出との優先順位も考えながら参加の必要可否を検討してみましょう。

 他にも、たとえばクリスマスプレゼントがあります。贈る相手の喜ぶ顔をイメージしながらプレゼントを選ぶのは結構楽しいものです。贈る相手が複数人なら楽しさは何倍にも膨らみそうですね。しかし贈る相手が多いほど同じく予算も膨らみます。プレゼントを贈る人・金額の優先順位を考えてみましょう。たとえば、300円でいかに素敵なプレゼントを探せるか……なんてゲーム感覚で探してみるのも楽しそうです。友人とクリスマスパーティでのプレゼント交換などなら参加者に提案してみるのもおすすめです。