PTS取引、2つのメリット

 PTSで日本株を売買するメリットは、以下の2つです。

【1】東証があいていない時間(朝・昼休み・大引け後・夜間)にも売買が可能。
【2】東証があいている時間帯に、東証よりも安く買い、高く売る機会が得られることがある。

 以下、詳しく説明します。

【1】 取引時間が東証よりも長い

東京証券取引所・ジャパンネクスト・チャイエックスの取引時間比較

 PTSを使うと、東証が開く前(チャイエックスならば午前8時~8時59分)、昼休み(午前11時31分~午後12時29分)、大引け後(午後3時1分~4時)にも、取引を行うことができます。また、夜間(ジャパンネクストで17時~23時59分)にも取引できます。

東証があいていない時間に取引するメリット

◆東証が開く前:前日の欧米株式や為替の動きを見て、東証が開く前に売買を成立させることができます。
◆昼休み:東証があいていない11時30分~12時30分でも売買を成立させることができます。
◆東証の大引け後:15時に決算を発表する企業が多数あります。決算内容を見て売買するのは東証だと翌日になりますが、PTSならば、決算が出た直後の15時~16時に売買できることがあります。
◆夜間取引:東証の大引け後に出たニュースを見て、夜間にも売買を成立させることができます。