本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは109.31

下値メドは107.93

今朝の天気マークは「晴れ」

※天気の判定基準は記事末尾にあります

ユーロ、上がりそうな感じ?ブレグジット決着も追い風

 今回の会合を最後にドラギ氏はECB(欧州中央銀行)総裁としての8年の任期を終了します。ドラギ総裁は、前回9月12日の理事会で緩和姿勢を前面に出し、「中銀預金金利の0.5%引き下げ」、「無期限の量的緩和」などの政策を発表しました。(その時のユーロ/円の水準は117円台)

 今回ドラギ総裁の最後の理事会ということもあって、新たな緩和策の発表予定はなし。前回やり尽くした感があります。そもそも緩和政策にはECB内部のタカ派からの反対意見も多く、利下げは9月で最後という見方も多い。ECB次期総裁のラガルド氏は、ドラギ路線を踏襲して緩和政策を進める方針ですがECBのタカ派はそれを快く思っていないため、今後の理事会は意見対立が今以上に激しくなると予想されます。

 ところが、そのタカ派の先頭に立つドイツは国内経済が急速に悪化している状況。第4四半期には「リセッション入り」がほぼ確定といわれています。ドイツが態度を改め財政拡大政策を採用する期待でユーロが買われています。ブレグジットの不透明感が消えてきたのもユーロのプラス材料です。

今夜のECB会合を前に、ユーロの上下のメドは? 「今日の注目通貨」をご覧ください。

毎ヨミ!FXトップニュース

23日のドル/円のNY市場終値は108.69円

 22の終値に比べ0.21円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。

今日の格言:

人生において、多くの人が何をすべきかを知っているが、それを実際に行う人はほとんどいない。知っているだけでは不十分だ!行動を起こさなければならない - アンソニー・ロビンズ​

各国・各通貨トピックス

ドル:
 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁「0.25%の追加利下げを支持した」
 カプラン・ダラス連銀総裁「FRB(米連邦準備制度理事会)はより幅広い経済政策が必要」、「価格決定力は売り手から買い手へ移った」
 ジョージ・カンザスシティ連銀総裁「現在の状況で利下げは不要 」

暗号通貨:
 G7作業部会「デジタル通貨、リスク対応導入まで認めるべきでない」

ユーロ:
 ドラギECB総裁「財政政策が主導する時期に来ている」
 ECBのこれ以上の緩和策は、メリットよりデメリットの方が大きい = 米大学教授
 ドラギ総裁がFRBの独立性に懸念を表明

ポンド:
 ジョンソン首相「合意なき離脱」の準備開始か
 英総選挙、早ければ12月5日または12日 
 度重なる「期限延長」に欧州がイラつく。「残るか離脱か、いい加減決めろ」

その他:
 キャセイパシフィック航空、シートのTV内臓カメラで利用客を監視か
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 「スパイダーマンの糸」米警察が試験導入。容疑者を安全に拘束

主要指標終値

出所:楽天証券が作成