長期金利は低下基調
米国10年債利回りはずっと低下基調です。現在は1.7%前後です。
図:米国10年債利回り
一般に、市中金利と株式バリュエーションは競争関係にあると考えられています。つまり金利が上昇しているとき、株式は売られやすいのです。
2018年10月に10年債利回りが3.2%まで上昇したとき、株式市場は大きく崩れました。
当時の水準に比べると現在の金利水準はずっと低いため、株式にとっては良い金利環境と言えると思います。
また現在の17倍というPERは長期金利1.7%という水準に照らして考えたとき、適正であると言えるでしょう。