企業業績の推移は?
一方、企業業績に目を転じると、税制改革の影響などで、2018年は業績がすごく伸びた一方、2019年は業績が伸び悩んでいます。
図: S&P500種構成企業の利益(ボトムアップ方式)
しかし、アナリストたちは現在の業績の足踏みは一過性のものであり、再び利益は伸び始めると考えています。
ちなみに向こう12カ月のS&P500指数採用銘柄の1株当たり利益に基づいたPER(株価収益率)はちょうど17倍となっています。過去5年間の平均が16.6倍なので、やや割高と言えますが、我慢できる範囲内だと思います。