(今週の指標)ドル/円

 今週は、再びドルが弱含む展開となりそうです。

 米国は景気後退に向かうとの見方が広がっており、経済指標がこれまで以上に注目され、利下げの示唆を待つことになります。23日にはFRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長の演説があり、利下げスタンスの継続が示されれば、年初来安値の1ドル=104.80円や、トランプ政権発足後の安値104.56円が目先の下値メドとして意識されます。104.5~107円のレンジを想定しています。