米中、日韓貿易戦争激化による株価下落に注意! 

 トランプ米大統領が9月からほぼすべての中国輸入品に対して追加関税を課すことを表明するなど、米中貿易戦争が激化しています。さらに、歴史問題を発端にした日本と韓国の対立は、貿易問題まで波及しており、半導体の輸出規制を厳しくするなど、株式市場は、少し雲行きが怪しい状況です。

 そんな中でも、優待株の多くは、貿易戦争とはあまり関係のない内需株中心。株式市場全体が大きく下落する場面では、内需株もツレ安の憂き目に遭う可能性が高くなりますが、優待人気が高い株ほど、個人投資家の優待目当ての買い支えが株価の下落を食い止めるクッションになる可能性が高いです。

 もちろん、日韓貿易戦争の影響度や業績の推移、過去の株価チャートをよく見極めて「買いか見送りか」を慎重に判断することも大切にしてください。