注目を浴びるゴールド
世界の投資家の注目がゴールドに集まっています。その理由として、世界的に景気に陰りが見え始めていることが挙げられるでしょう。
景気が後退する局面で、投資家は安全な債券に資金をシフトします。それは債券が買われることを意味し、債券価格の上昇とともに債券利回りは低下するというわけです。
下の図1は米国10年債のチャートです。
図1:米国10年債利回り
ゴールドには利子がつきません。だから金利が高いとき、投資家はゴールドを敬遠します。いまは逆に金利が低くなっているため、ゴールドの魅力はUPしているのです。
金価格は6年ぶりに1,400ドルの水準を超え、高値を追いかけています。