債券王ガンドラックの相場見通し
債券王ジェフリー・ガンドラックが景気上昇期の終わりと景気後退を警告した。
ガンドラックは、今後半年に景気後退期に入る確率は40~45%とし、市場の催促でFRBは今年中に数回の利下げ(6月中のFRB利下げはないだろうが、7月には利下げが行われる。金利市場を見ると年内の利下げが4回に及ぶこともありうる)に追い込まれ、その結果、ドルは下げるだろうと予想している。
ドル相場については、「米国の双子の赤字が悪化すれば、さらなるドル安の予兆になる」と語った。
ラリー・ウィリアムズの円と日経平均の売買戦略
ラリーは先週同様に、今週も日経平均株価は戻り売り、ドル/円は円高狙いのドル/円の戻り売りという戦略のようだ。
以下のコメントを参照されたい。
ラリー・ウィリアムズの日経平均予測
ラリー・ウィリアムズの日本円通貨先物予測
そして、米国株については、「アメリカの株式市場はとても混乱しています。AD ラインは新高値をつけるほど上げてきていますが、価格はそこまで強く上げていません。OBV(オン・バランス・ボリューム)は直近の高値まで上げてきていません。頂点からはかなり遠く離れています。つまり、それほど買いが強く入ってきていないのです。状況はミックスではっきりしていません。おそらく、今後は方向性が乏しく、荒れた展開が続くと予測しています」と、述べている。
今後はしばらくの間、乱高下が続くのかもしれない。