今日は、「日本株に積み立て投資を始めたものの不安」という読者の声があることに対して、私の考え方をお伝えします。

荒れる日経平均

 日経平均株価の乱高下が続いています。私は、日本株は割安で、魅力的な投資対象と考えています。日経平均インデックスファンドに投資していけば、中長期で資産形成に貢献すると思います。

 ただし、短期的には、貿易戦争や世界景気悪化の不安から、さらに下がるリスクもあります。日経平均の欠点は、値動きが荒いことです。いつ投資したら良いか、タイミングの判断が難しいアセットです。

 日経平均とNYダウの値動きを比較した、以下のグラフをご覧ください。

日経平均とNYダウの値動き比較:2012年末~2019年5月14日

注:2012年末の値を100として指数化、楽天証券経済研究所が作成

 アベノミクスがスタートした2013年からの累計で比較すると、日経平均の方が大きく上昇しています。ただし、下げ局面(上のグラフで青矢印をつけた所)だけ見ると、日経平均がNYダウより大きく下落していることがわかります。

 日経平均は、上げる時も下げる時もNYダウより値動きが大きく、それだけに、いつ買ったら良いのか、判断がむずかしいと思います。

 日経平均の値動きを荒くしているのは、外国人投資家です。外国人は、売るときは下値を叩いて売り、買うときは上値を追って買い、日経平均の値動きを大きくしています。
外国人投資家から見て、日本株は世界景気敏感株です。世界景気になんらかの不安が出ると、まず日経平均から売ります。逆に、世界景気に明るい兆しが出ると、日経平均から買います。そのため、日経平均は、世界のどこかで起こる、あらゆる強弱材料に反応して、激しく乱高下します。