(今週の指標)ドル/円

 今週は、ドルは安全資産としての需要拡大から底堅い動きが予想されます。たとえ米国の経済指標が予想を下回っても、英国のEU離脱問題や欧州経済の悪化懸念から安全資産としてのドル買いが継続するとの見方が多いためです。

 この影響でドルは対円に対しても下げづらい展開となりそうです。ただしFOMC(米連邦公開市場委員会)の利上げ停止もあり、ドルが買われるのは限定的となります。1ドル=110~111.50円のレンジを想定。