ご祝儀相場はいつまで?

 通常、大発会、大納会はご祝儀相場となる傾向にありますが、経済成長が期待できるような国内イベントがあった場合も、日経平均株価は上昇の動きを見せます。

 直近のご祝儀相場の例を挙げると、東京五輪2020の開催が決まった2013年9月9日(月)は、日経平均が大幅に反発。終値は前週末比で344円高い1万4,205円と、約1カ月ぶりの高値となり、その後の上昇基調の起爆装置となりました。

 今回の新元号決定に至る過程では、国民の関心が高まり、慶事や話題のイベント事に乗じた「あやかり商売」など景気刺激にもつながり、5月1日の改元以降もお祝いムードは続くことが期待されます。