2万1,000円台を維持し、ダブルトップ形成を回避
週間の取引を終えて、3本の移動平均線がすべて下向きとなってしまったものの、2万1,000円台を維持できたことは大きかったと言えます。というのも、この2万1,000円水準はここ半年間で相場のターニングポイントになっていることが多いほか、ちょうどこの水準が短期的な「ダブルトップ」形成のネックラインとほぼ一致していました。
ココを下回ってしまうと、サポートとして意識されるテクニカル指標が少なく、大きく下値を探る展開もあり得たからです(下の図2)。むしろ、「崖っぷち」だったからこそ、意外と頑張れたのかもしれません。