マーケットが乱高下しているうちはダメ

株式投資で儲かるのは、高まった市場のボラティリティーが知らない間に漸減するような局面だと言われています。

 

  その点、ボラティリティー指数は、いまだ高い水準にあり、鎮静化したとは言えません。アップル・ショックのように決算に絡んだネガティブ・サプライズが今後増えるリスクが控えています。

 

「強気のわな」に注意

 弱気相場では、1月4日の立ち会いのように急にマーケットが元気づき「もう大丈夫だ!」と思わせる局面が出ます。しかししばらくするとその熱狂が冷め、再びグズグズした相場に戻ってしまうケースが多いです。そうやって「飛び乗ってはやられる」ことを繰り返すうちに、投資家はだんだん体力を消耗してしまうのです。
 このような現象は「強気のわな(Bull trap)」と呼ばれます。「強気のわな」にひっかからないよう、お気をつけください!