ふるさと納税失敗から学ぶ。フルーツや生もの返礼品選びは「届く時期」と「食べごろの見極め」が大切

失敗1:届く時期を考えていなかった!

 ふるさと納税2年目。納税するのなら、少しゆかりのある場所がよいかもしれないと、父の故郷である大分県に寄付することにしました。

  娘のお弁当用のフルーツにと選んだのは、『大分県日田市の日田梨(ひたなし)』でした。とても大きくてみずみずしくおいしかったのですが、夏休み中に届いたため、お弁当が必要ない時期で、当初の目的は叶いませんでした。

大分県日田市の日田梨(ひたなし)

 

失敗2:食べごろの見極めが難しいフルーツを選んだ

 失敗1は失敗のうちには入らない、ふるさと納税3年目の大失敗を紹介します。

 選んだのは『熊本県玉東町のマスクメロン2個』でした。昨年の失敗体験もあり、いつになく慎重に、添付の注意書きを熟読しました。

到着時の熊本県玉東町のマスクメロン2個

―― メロンの底の部分を押して、やわらかくなると食べごろです。食べる2~3時間前に冷蔵庫に入れて冷やしてからお召し上がりください ――

 と書かれてあり、さっそく底を押してみると「硬い。まだかな…」と感じて、待つこと3日。我慢できずに冷やして食べたところ、やはり硬かったのです。気を取り直し、残り1個あるので、こっちは底がやわらかくなるまで待つぞ!と心に決め、10日間置いて開けてみると…

到着10日後のメロン

 あれ? なんとなくTの部分が弱々しく見えるけれどきっと気のせいでしょう、と言い聞かせ、冷蔵庫に入れようと持ち上げると…大変なことになっていました!!

 後ろ側が熟れてしまい、かびが発生!「熊本県玉東町さん申し訳ございません。せっかくのマスクメロンを…」と心の中で深くお詫びし、怪しそうな部分は除いていただきました。

「ママー、苦いよー」と泣く娘。娘には甘い部分を、苦いところは私がいただきました

◎ 解決アドバイス

フルーツなど生の返礼品をいただく場合

(1)お届け日を確認する
(2) 自分で食べごろを見極めるより、すぐに食べられるものを選ぶ


 ということを頭に入れて、選ぶとよいでしょう。

 

ふるさと納税をはじめたきっかけは?

 友人が自分のSNSに「ふるさと納税が届きました!」とおいしそうなお肉の写真をあげているのを見て、「ふるさと納税って何?」と思い、調べたのがきっかけで、一昨年ふるさと納税デビューしました。ふるさと納税のしくみなど、読んでも全くわからなかったのですが、とりあえず「お得!」というのだけわかったので、返礼品の中でもふだんは絶対に買わなそうなものを探しました。

福岡県の『ふぐちりとふぐ刺しのセット』、お酒と共においしくいただきました

 

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