投資信託を保有すると、どんなリスクがあるの?
投資信託は、値動きのある有価証券など(外貨建て資産には為替変動リスクもある)に投資するので、基準価額は変動します。
そのため貯金と異なり、投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
主なリスク要因とは?
投資信託には投資する資産に応じてさまざまなリスク要因があります。
目論見書や販売用資料などには「投資リスク」というページがあり、個別の投資信託ごとに確認できます。
投資信託を選ぶ際には、どのようなリスク要因があるのかをしっかり確認することが大切です。では、代表的な6つのリスクを挙げます。
(1)株価変動リスク
景気動向見通しの変化などから株式市場が変動することにより生じるリスク
(2)金利変動リスク
政策金利の変動などから、金利が変動した際に、債券などの価格が変動するリスク
(3)信用リスク
発行元の財政や企業が業績の悪化、経営不振に陥った場合に、株や債券などの有価証券の価値が下落するリスク
(4)カントリーリスク
投資先となっている国(地域)の政治・経済・社会・国際関係等の不安定性に起因して資産価値が変動するリスク
(5)為替変動リスク
為替相場の変動により、外貨建資産の価格が変動するリスク
(6)流動性リスク
市場規模、取引量、取引規制などにより十分な流動性のもとで取引を行えず、市場実勢から期待できる価格どおりに投資する資産が取引できないリスク
まとめ
投資信託には投資する資産に応じてさまざまなリスク要因があります。
目論見書や販売用資料などには「投資リスク」というページがあり、個別の投資信託ごとに確認できます。
投資信託を選ぶ際には、どのようなリスク要因があるのかをしっかり確認することが大切です。