9179 川崎近海汽船 東証2部

4月28日発表の2018年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益は+16.9%の16.50億円、経常利益+18.1%の16億円の増収・増益の見通し。
2011年11月25日の175円、2012年9月6日の178円を2円底に11月26日の198円で買転換となり、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年4月23日の429円の高値をつけて下降トレンド(B)へ転換し、三段下げの形となって2016年6月27日の262円で底打ちとなりました。ここからゆるやかな上昇トレンド(C)へ移行して、この中で2017年4月12日の287円を安値に反発。7月20日に315円で買転換となり、下降トレンド(B)を上に抜けると同時に、ゆるやかな上昇トレンド(C)を上放れする形となっています。

3003 ヒューリック 東証1部

4月27日発表の2017年12月期本決算は、前年同期比で営業利益+12.4%の600億円、経常利益+10.8%の570億円の増収・増益の見通し。
2012年11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、2013年11月29日の1,808円でピークとなり、ここから中期の下降トレンド(A)を形成しました。この中で2016年1月21日の860円、2月12日の868円で「2点底」をつくって底打ち。そこから高値1,182円、安値860円とする三角保ち合い(B)となり、煮詰まっていく段階で下降トレンド(A)を横に抜けて、今年の5月29日の1,025円を安値に上放れ。7月21日の1,164円で買転換となりました。


6217 津田駒工業 東証1部

7月12日発表の2017年11月本決算の予想は、前年同期比で営業利益+9.9%の8億円、経常利益+19.9%の7億円の増収・増益の見通し。今年の1月19日、4月13日の予想と変わらず。
2012年10月15日の92円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、上昇トレンド(A)を形成。この中で2013年5月15日の246円でピークをつけ、下降トレンド(B)へ転換。この下降トレンド(B)の中で2016年2月12日の83円で底打ちとなり、6月24日には88円で2番底をつけ上昇トレンド(C)へ移行しています。

この上昇トレンド(C)の中で、今年の1月31日に192円の高値をつけて、4月14日の150円まで押し目を入れた後、反発。5月23日と6月16日に170円の2点底をつけて、7月13日に196円まで上昇して1月31日の192円を更新しており、終値で191円の買転換となっています。



1898 世紀東急工業 東証1部

5月9日発表時点の2018年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-9.5%の58億円、経常利益-8.5%の58億円と減収・減益の見通し。ただし、割安株で水準訂正を狙えるタイミングと考えます。
2013年10月30日の800円(併合前160円)をピークに、5月20日の455円(併合前91円)まで下落。その後、三角保ち合い(B)の動きとなり、この中の煮詰まったところで2015年9月29日の516円を安値に上放れとなって、12月8日の655円まで上昇。しかし、再下落し、2016年4月6日の安値423円を更新しましたが、5月26日の551円まで反発。再び三角保ち合い(C)を形成しました。この三角保ち合いの中で11月9日の443円を安値に上放れとなって2017年3月27日に588円まで上昇。4月14日の500円まで押し目を入れたあと再上昇となり、2013年10月30日の800円からの中長期下降トレンド(A)を上に抜けて7月24日に604円で買転換となりました。
 


5410 合同製鐵 東証1部

4月28日発表時点の2018年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益は+7%の25億円、経常利益は+8.7%の30億円の見通し。
2014年5月19日の1,310円(併合前131円)を安値に、2015年6月4日の2,550円(併合前255円)まで上昇。ここがピークとなってこの2,550円を高値、2016年6月28日の1,400円(併合前140円)を安値とする三角保ち合い(A)を形成しました。この中で2017年4月13日の1,580円を安値に、5月1日に1,733円で買転換となって急上昇。三角保ち合い(A)を上放れし、7月11日に2,420円の戻り高値をつけたあと押し目となっています。