まとめ

 現在の中国の立ち位置と日米貿易摩擦当時の日本の立ち位置を整理すると下のようになります。

  当時の日本 今日の中国
通貨 円高 人民元安
金利政策 緩和的 引締め的
原油価格 下落基調 上昇基調
主戦場 日米半導体摩擦 ハイテク冷戦

 7月6日以降、中国株が反発局面を迎えた場合でも、現在の中国株を蝕む本当の問題はレバレッジ抑制策にともなう金詰りなので、その方面で新機軸が打ち出されるかどうかを見極めることが大事になると思います。

 もしレバレッジ抑制策に変化が見られない場合は、中国株の戻りは「売り」だと思います。