5981 東京製綱 東証1部

 5月11日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+35.7%の42億円、経常利益31.7%の41億円の増収・増益の見通し。

 同社の株価は、2012年10月11日の780円(併合前78円)を安値とする上昇トレンド(A)の中になります。この中で11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2014年12月19日の2,560円(併合前235円)まで上昇。ここをピークに2016年2月12日の1,280円(併合前128円)まで下落し、ここから三角保ち合い(A・B)となりました。この中で2017年11月24日の1,542円を安値に反発し今年の4月6日の2,478円まで上昇。その後、反落となって、現在、3分の2押し水準まで下げて多少反発しているところです。

 

5803 フジクラ 東証1部

 5月11日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+13.6%の390億円、経常利益+8.4%の370億円の増収・増益の見通し。業種:非鉄金属。エネルギー、情報通信、エレクトロニクス、自動車電装、不動産。

 2012年11月14日の211円を安値にアベノミクス相場がスタート。2013年5月23日の434円まで角度の大きい上昇トレンド(A)となりましたが、9月2日の332円まで押し目を入れたあと、ゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、2015年12月1日の723円まで上昇。その後、調整入りとなり短期の下降トレンド(C)となり、2016年7月8日の433円まで下落しました。この安値からの反発でもみあったあと上昇トレンド(D)へ転換。今年の1月23日に1,184円のピークをつけ、大幅下落となりました。3月26日の684円を1番底にして5月21日の853円まで上昇後、2番底を試す展開となっています。

 

4094 日本化学産業 東証2部

 5月11日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+9.0%の29.2億円、経常利益+9.4%の30.8億円の増収・増益の見通し。3期連続の増収・増益の見通し。業種:化学。薬品、建材。

 2012年11月15日の465円を安値に、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成し、2015年6月12日の924円まで上昇。ここをピークにいったん上昇トレンド(A)を切って、2016年8月31日の705円まで下落。ここを下値に急角度の上昇(B)へ移行し、2017年9月15日の2,423円でピークをつけました。ここから急角度の短期の下降トレンド(C)へ転換。今年の4月6日に1,183円まで下げて反発し、1,500円水準を上値にもみあっているところです。

 

6050 イー・ガーディアン 東証1部

 5月7日発表の2018年9月期本決算予想は、2017年9月期比で営業利益+13.8%の9.23億円、経常利益+10.2%の9.26億円の増収・増益の見通し。2017年11月6日時点、2018年2月1日時点、5月7日時点での見通し変わらず。6期連続の増収・増益の見通し。業種:サービス。ソーシャルサポート、ゲームサポート、アド・プロセス。

 2016年6月30日の656円を安値とする上昇トレンド(A)の中になります。この中で2017年11月15日の2,136円を安値に急角度の短期上昇トレンド(B)に移行し、今年の4月10日の4,825円でピークをつけました。ここで材料出尽くしとなって大幅下落。上昇トレンド(B)を切り、5月8日の2,962円、6月7日の2,920円と2点底となって6月5日に3,355円で買い転換となった後、押し目を形成しています。

 チャートの形としては、5月23日の3,430円を終値で上回れば2点底確認となって一段高という形です。

 

6507 シンフォニアテクノロジー 東証1部

 5月11日発表時点。2019年3月期本決算は、2018年3月期比で営業利益+9.7%の78億円、経常利益+6.6%の75億円の増収・増益の見通し。6期連続の増収・増益の見通し。

 2012年10月30日の131円を安値に、11月中旬のアベノミクス相場となっても150~200円のもみあいが続きましたが、2014年10月21日の145円を安値に急騰となって、2015年3月2日には290円まで上昇し、4,200万株をこえる大商いとなりました。ここでもみあって6月15日の262円を2番天井にして再び調整入りし、行って来いの形となって2016年2月12日には136円の安値をつけました。ここからの反発後、9月15日の160円を安値も急角度の上昇トレンド(A)となり、2017年7月24日には503円の高値をつけました。

 ここから8月14日の388円まで下げてもみあい、今年の1月26日には518円と高値更新するも大幅下落となって2月14日の331円まで下落しました。ここでもみあって4月23日に382円で買い転換となり、5月22日に486円まで戻したあと、押し目形成となって6月19日には336円の安値をつけています。