6361 荏原製作所 東証1部

 5月14日発表の2018年12月期本決算予想は、2017年12月期比で始業利益+104.3%の370億円、経常利益+117.8%の360億円の増収・増益の見通し。業種:機械・風水力、環境プラント。

 2016年2月24日の安値2,090円(併合前418円)からの中期上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2016年6月15日の2,991円を安値に大幅上昇へ。11月22日の4,725円まで上昇し、高値圏でもみあったあと今年の1月19日に4,745円と高値更新。ダブル天井に近い形となって短期の下降トレンド(B)となりました。

 この下降トレンド(B)の中で3月26日に3,510円の安値をつけて反発。その後、下降トレンド(B)を上に抜けて5月14日の決算発表時に4,350円の戻り高値となりました。そこから5月16日の3,740円まで下げて反発しましたが、5月23日に4,150円まで戻したあと日経平均株価の下落にツレ安しているところです。

 

6444 サンデンホールディングス 東証1部

 5月9日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+28.0%の70億円、経常利益+58.7%の70億円の増収・増益の見通し。業種:自動車機器、流通システム。

 2014年11月26日の3,615円(併合前723円)をピークに下降トレンド(A)を形成。この中で2016年2月12日の1,250円(併合前250円)で底打ちとなりました。
ここから5月12日の1,965円(併合前393円)まで反発しましたが、下降トレンド(A)にアタマを抑えられ、7月8日の1,300円(併合前260円)まで下落。もみあって12月12日の2,010円を高値とする三角保ち合い(B)となりました。

 この三角保ち合いの中で、2017年6月16日の1,440円(併合前288円)の安値から上放れ。その後、11月8日の2,580円、今年の1月25日の2,489円と2点天井となり下落しました。3月26日の1,397円まで下げてもみあい、4月11日の1,536円で買い転換。5月9日の決算発表を受けて5月23日の1,823円まで上昇し反落となっています。

 

7966 リンテック 東証1部

 5月9日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+14.5%の230億円、経常利益+19.6%の220億円の増収・増益の見通し。業種:印刷機、産業工材関連、電子光学関連、洋紙・加工関連。

 2015年4月23日の3,090円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2016年2月12日の1,908円、4月6日の1,850円、6月24日の1,860円、8月26日の1,858円と4点底の形となって反発しました。

 その後、2017年1月4日の2,629円まで上昇。ここで下降トレンド(A)にアタマを抑えられて、4月17日の2,273円まで押し目を入れた後、2016円8月26日の1,858円と結ぶ上昇トレンド(B)となりました。

 この中で2017年11月9日に3,325円の高値をつけたあと、上値は3,300円水準、下値は2,900円水準の中でのボックス相場の動きとなりましたが、3月26日の2,900円を安値に5月11日の3,365円で高値更新となったあと押し目に入っています。

 

7721 東京計器 東証1部

 5月11日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+43.3%の18.90億円、経常利益+29.1%の19.50億円の増収・増益の見通し。業種:精密。船舶港湾機器、油空圧機器、流体機器。

2012年10月10日の570円(併合前114円)を安値に、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2013年11月27日に1,620円(併合前324円)の高値をつけました。ここを当面のピークにして2014年の5月21日の1,060円(併合前212円)まで押し目を入れて反発。その後、2015年1月8日の1,545円(併合前309円)を2番天井にして下降トレンド(B)へ移行しました。

 この中で2016年2月12日の725円(併合前145円)まで下落してもみあい三点底をつけて、6月24日の695円(併合前139円)を安値に上昇トレンド(C)へ転換しました。
この上昇トレンド(C)の中で2017年10月6日の1,718円と高値更新。ここをピークに大幅下落となって今年の3月26日の1,080円まで下げ、4月11日の1,174円で買い転換へ。5月11日の好決算発表を受けて1,438円まで上昇し押し目となっています。

 

6881 キョウデン 東証2部

 5月15日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+31.6%の40億円、経常利益+22.7%の39億円の増収・増益の見通し。6期連続の増収・増益の見通し。業種:電気。電子、工業材料。

 2012年11月16日の110円の安値から、アベノミクス相場にサポートされて上昇を開始。2014年1月9日の終値243円から好材料が出て翌日の1月10日は+80円の323円とストップ高で2475万5100株の大商いへ。その後は大幅下落となって2月4日の160円まで下落し、ここから162~240円のボックス相場入りとなりました。このボックス相場の中で2016年6月14日に150円の終値で下放れとなり、6月24日の132円でもみあってゆるやかな上昇トレンド(B)となりました。

 この中で2017年4月13日の207円を安値に一直線の上昇となり、9月19日の527円まで上昇。ここでもみあい、11月10日の391円まで下げたあとは、上値、下値をともに切り上げる上昇トレンド(C)となっています。この中で今年の5月21日に585円の高値更新となって押し目を形成し、反発点を探る動きとなっています。