6962 大真空 東証1部

 5月17日の決算発表で当期利益が黒字転換の見通しとなりました。さらに2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+240%の10.20億円、経常利益は+372.2%の10.20億円の増収・増益で当期利益も黒字転換の見通し。業種:電気機器、水晶デバイス総合大手。

 2013年1月8日の2,380円(併合前476円)、2月13日の2,370円(併合前474円)をダブル天井にして下降トレンド(A)入り。

 この中で2016年2月12日の840円(併合前168円)で底打ちとなり、6月9日の1,440円まで反発。もみ合った後11月9日の1,032円まで押し目を入れ、上昇トレンド(C)へ移行しました。

 この上昇トレンド(C)の中で2017年6月14日の1,953円、10月2日の1,965円と2点天井をつけて、短期の下降トレンド(D)へ転換。今年の4月3日に1,220円で底打ちとなって、下降トレンド(D)を上にぬけて5月15日に1,394円で買い転換となっています。

 

6988 日東電工 東証1部

 4月27日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月比で営業利益+7.4%の1,350億円、経常利益+7.0%の1,350億円の増収・増益の見通し。業種:化学。テープ類から総合材料メーカーに。液晶用科学フィルムで成長。

 2016年2月12日の5,157円を安値に、7,300円水準を上値抵抗ゾーンに、下値を切り上げる上向き直角三角形(A)を形成。

 この煮詰まったところの11月9日の6,768円を安値に上放れとなり、2017年2月15日の9,859円まで上昇。4月17日の8,063円まで押し目を入れ、上昇トレンド(B)へ移行しました。
 この上昇トレンド(B)の中で、11月7日の1万1,750円の高値でピークとなり、下降トレンド(C)へ転換しました。

 この下降トレンド(C)の中で、今年の2月14日の7,965円の安値をつけて2月27日の9,061円まで自律反発するもののすぐに反落。3月26日の7,473円で2番底をつけて反発し、三角保ち合いの形となって上放れし、5月21日の8,659円で買い転換となりました。

 

6428 オーイズミ 東証1部

 5月11日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益は0.24億円から5.40億円、経常利益は4.20億円の黒字転換の見通し。業種:機械。パチスロ用のメダル貨機、補給回収システムなどが柱。

 2013年9月25日の1,411円を高値に、ここから中長期の下降トレンド(A)となっています。この中で2016年7月8日の356円で底打ちとなって上昇を開始。

 しかし、12月2日のザラ場高値910円をつけた後、下降トレンド(A)にアタマを押さえられ、短期の下降トレンド(B)へ移行しました。この中で2017年12月26日の497円、今年の3月26日の497円とダブル底をつけた後、4月4日に557円で買い転換に。しばらく押し目となっていましたが、5月21日に590円で追加の買い兆候が出ています。国会でカジノ法案が通過すれば一段上が期待できるところです。

 

7231 トピー工業 東証1部

 5月10日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+25.0%の100億円、経常利益は+25.7%の101億円の増収・増益の見通し。業種:輸送用機器。商用車ホイール、建機用履板で国内首位。

 2012年10月11日の1,420円(併合前142円)を安値とする上昇トレンド(A)の中にあります。

 この中で2014年2月4日の1,650円を安値に2015年6月4日の3,480円の高値をつけ、いったんピークとなって短期の下降トレンド(B)へ転換。2016年5月10日の1,930円(併合前193円)で底打ちとなりました。

 ここでもみあって9月30日の2,050円を2点底にして上昇トレンド(C)へ移行。
この中で2017年8月3日の3,920円、10月26日の3,930円とほぼダブル天井の形となって、短期の下降トレンド(D)に入りました。

 この中で今年の3月5日に3,000円まで下げてもみ合い、小さな三角保ち合い(E)をつくって上放れし、4月16日の3,180円で買い転換となり、5月17日に3,590円まで上昇しました。

 

5480 日本冶金工業 東証1部

 5月8日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+101.5%の84億円、経常利益+100.8%の68億円の大幅増収・増益の見通し。業種:鉄鋼。ステンレス専業大手。

 2012年9月5日の62円で底打ちとなり、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、2013年4月23日の164円まで上昇。その後、押し目を入れて急騰し、9月24日の400円でいったんピークとなりました。ここから2014年2月4日の225円まで下落して、三角保ち合い(A)の動きとなり、この中の煮詰まったところで7月23日に366円の上ヒゲを出して、下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で2016年2月12日の94円を1番底、7月8日の111円を2番底にして、上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で今月5月8日の決算発表で来期大幅な増収、増益となったことで5月21日に398円まで上昇。2013年9月24日の400円近辺を試して、現在、押し目入りとなっています。