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[3月第5週]三井物産、ゼニス羽田ホールディングス、滝澤鉄工所、新家工業、小野薬品工業
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

[3月第5週]三井物産、ゼニス羽田ホールディングス、滝澤鉄工所、新家工業、小野薬品工業

2018/3/26
三井物産、ゼニス羽田ホールディングス、滝澤鉄工所、新家工業、小野薬品工業
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8031 三井物産 東証1部

 2月2日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で当期利益は+43.7%の4,400億円の見通し。

 昨年の11月2日時点で、8月3日時点の3,200億円から4,000億円へ。さらに2月2日時点で11月2日時点の4,000億円から4,400億円と連続の上方修正。
2012年11月14日の1,057円を安値に、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年9月25日の1,820円で当面のピークとなり、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2016年2月12日の1,164円、8月3日の1,162円とダブル底の形となって上昇トレンド(C)へ移行。この上昇トレンド(C)の中で2017年3月1日の1,753円まで1段上げ、ここから5月18日の1,483円まで下がり、今年の2月2日の2,042円まで2段上げとなって押し目を形成しているところです。

 

5289 ゼニス羽田ホールディングス 東証2部

 2月14日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+10.2%の23億円、経常利益+8.8%の25億円の増収・増益の見通し。昨年の11月9日時点の営業利益21億円→23億円、経常利益23億円→25億円へと上方修正。

※ハネックスと日本ゼニスパイプが経営統合して誕生。防災、雨水向けコンクリート2次製品が主力。電線地中化関連銘柄の位置づけ、東京五輪向け工事の本格化で業績拡大期待あり。
2012年10月10日の68円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2014年9月3日の562円まで2年で約8倍高を達成。その後、本格調整となって下降トレンド(A)に転換、2016年6月16日の148円で底打ちとなりました。現在は、ここからの上昇トレンド(B)へ移行しています。上昇トレンド(B)の中で、2017年10月3日の439円、今年の1月25日の465円、2月28日の487円と順上げの3山となって押し目を形成。2月6日の375円を終値で切ると三尊天井が確定しますが、そうでなければ業績からは再度、上値を試す可能性があります。

 

6121 滝澤鉄工所 東証1部

 2月6日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+52.3%の25億円、経常利益+51.0%の22.5億円の増収・増益。昨年の10月31日時点で営業利益は7月31日時点で21億円→25億円、経常利益は19+億円→22.5億円に上方修正。

 2012年10月3日の920円(併合前92円)を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成し、この中で2015年6月15日の2,620円(併合前262円)でいったんピークをつけました。ここから下降トレンド(B)へ転換し、2016年2月12日の1,070円(併合前107円)で底打ち。その後、三角保ち合い(C)をつくり、この煮詰まったところの7月8日の1,170円(併合前117円)を安値に上放れとなって上昇トレンド(D)へ移行しました。この上昇トレンド(D)の中で今年の2月1日に2,560円の高値をつけ、その後の日経平均株価の急落にツレ安して下値を探っているところです。

 

7305 新家工業 東証1部

 2月13日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+32.8%の22億円、経常利益+26.8%の23億円の増収・増益の見通し。
1月29日時点で、昨年の11月10日時点の営業利益16億円→22億円、経常利益17億円→23億円に上方修正。

 2012年8月3日の1,000円(併合前100円)を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年9月11日の2,150円(併合前215円)まで上昇後いったん下落となり、2016年2月12日の1,180円(併合前118円)の安値をつけました。ここで三角保ち合い(B)を形成した後、再び上昇し、上昇トレンド(A)を回復。今年の2月5日には上方修正を受けて2,807円と昨年来高値更新となりました。ここをピークに日経平均の急落と米国の追加関税の問題を受けて下値をさぐる展開となっています。
※上方修正を1月29日にしたばかりだが、その後、トランプ政権の鉄鋼、アルミの追加関税問題がくすぶっている。大きな下げを待ってリバウンド狙い。

 

4528 小野薬品工業 東証1部 

 2月2日決算発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益▲24.6%の545億円、経常利益は▲22.9%の575億円の減収・減益の見通し。
ただし、昨年の11月6日時点で8月2日時点比より、営業利益365億円→500億円、経常利益530億円→575億円へと上方修正。

 2016年4月12日の5,880円をピークに下降トレンド(A)へ転換し、その後の業績下方修正見直しから、大幅な下落となりました。2017年4月17日の2,195円、9月6日の2,185円と2点底(ダブル底に近い)の形となって上昇トレンドへ移行しています。日経平均が急落する中で、昨年来高値更新となっています。トップ製品のガン免疫薬(オプジーボ)が約24%の薬価引き下げとなったものの、想定の範囲だったことで懸念材料が消えたとの見方での買いのようです。相場の方向性が定まらない現状況下でのディフェンシブ銘柄としての買いという側面もあります。

 

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