株主優待と配当利回りが、ともに魅力的な「3月決算の銘柄」

 ありそうで、あまりないのが、「株主優待と配当利回りが両方とも魅力的な銘柄」です。配当利回りの高い会社には、「株主への利益還元は、配当金でやるべき」という考えを持っていて、株主優待を行わない企業が多いからです。

 ただし中には、優待も配当も魅力という銘柄もあります。以下に、投資の参考銘柄を挙げます。

株主優待と配当利回りが、ともに魅力的な「3月決算の銘柄」 

コード 銘柄名 配当
利回り
株価 年間
配当金
(a)+(b)
中間
配当金
(a)
期末
配当金
(b)
1379 ホクト 2.9% 2,084.0 60 10 50
8591 オリックス 3.2% 1,919.5 62 27 35
9142 JR九州 2.3% 3,355.0 78 39 39
9201 JAL 2.6% 4,031.0 105 52.5 52.5
9433 KDDI 3.4% 2,623.5 90 45 45

注:株価、配当利回りは2018年2月21日時点。期末配当金(予想)は、2018年3月期末基準、オリックスは楽天証券予想、その他は会社予想。中間配当金は、2017年9月末基準(実績)
出所:楽天証券経済研究所が作成

なお、ホクトは、2018年3月期は、きのこ製品の販売価格が想定以下で業績不振ですが、来期以降に回復を予想しています。

 株主優待の内容は変更になることもあるので、常に最新の情報を確認してください。

 現時点での優待内容は、以下からご覧になれます。

ホクト(1379)
オリックス(8591)
JR九州(9142)
JAL(9201)
KDDI(9433)
 

他の新着オススメ連載

今日のマーケット・キーワード:『日銀総裁』は黒田現総裁の再任へ