イシュー・スケジュール

 現在の発行済みイーサー数は9,800万です。2017年中に新規の供給が10%ありました。しかし今後、インフレ率(=全体に占める新規の供給のパーセント)は0.5%~2.0%に抑えされる見通しです。ただしビットコインと違ってイーサーは最大限の供給数(=これをhard capと言います)が決められていません。

まとめ

 イーサリアムは汎用コンピュータのように自由自在にプログラミングが可能であり、しかもユーザー・インターフェースがとても使いやすいので今後のイノベーションの中心になると思われます。

 スマート・コントラクトは契約の履行の自動化を押し進め、法務コストや監査コストを大幅に軽減することが期待されています。イーサーはイーサリアムの仮想通貨ですが、スマート・コントラクトを駆動する際の「燃料」の役目を果たします。従ってスマート・コントラクトが一般化すれば、「実需」が増えることが期待されています。

 The DAOの失敗でイーサリアムがハード・フォークしたことでイーサリアムの威信は傷つきました。またPoWからPoSへの移行は潜在的なリスクを内包しています。さらにイシュー・スケジュールにハード・キャップが設定されていないことも不確実性をもたらしています。


▼あわせて読みたい。仮想通貨その他の関連記事

仮想通貨「リップル」で世界の送金が変わる?

本当に安全?発行上限って?いまさら聞けないビットコインの超基本

可能性とリスク ビットコインの歩き方