7913 図書印刷 東証1部

 2017年11月2日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+112%の6億円、経常利益+20.6%の9.5億円の増収・増益の見通し。

 2019年5月1日から新元号スタート。混乱を避けるため前倒しで今年の半ばに元号を公表。
 2012年10月15日の232円(併合前116円)で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を継続中。この中で2012年11月中旬のアベノミクス相場をスタートに2014年9月11日の1,188円(併合前594円)まで上昇し、ここでいったんピークをつけました。

 ここからの調整で2015年1月20日の612円(併合前306円)を安値に反発となり、2016年2月12日の840円を安値とし、5月16日の1,170円を高値とするボックス相場(B)〔柴田罫線では882~1,164円〕となってもみあいが継続しています。

 直近の動きでは昨年の11月2日の1,144円を高値に、11月24日の968円を安値にもみあって12月26日に1,023円で買い転換となっています。この水準から安値あればじっくり仕込んでテーマが動き出すのを待つ投資となります。

 

6772 東京コスモス電機 東証2部

 2017年11月13日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は▲21.1%の3.4億円、経常利益は+55.0%の2億円と減収・増益の見通し。
※足元の業績は今一つだが、今後、EV(電気自動車関連)として期待される。同社の自動車用電装センサーフィルムヒーターは電気自動車の普及拡大によって恩恵を受けることに。

 2012年6月8日の97円からの上昇トレンドの中で、11月9日の105円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、2014年1月9日の256円、7月8日の267円と2点天井をつけ、ここをピークにいったん下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2016年6月28日の92円で底打ちとなり、11月9日の105円を2点底に急騰し、2017年3月14日の375円の高値をつけました。

 ここから4月12日の217円まで下落後、上値、下値を切り上げる上昇トレンド(C)へ移行しています。直近では、この中で昨年の11月9日に328円まで上昇して、11月15日の252円まで押し目を入れ反発の途中にあります。

 

6065 ライクキッズネクスト 東証1部

 2017年12月11日発表の2018年4月期本決算予想は、2017年4月期比で営業利益+9.4%の0.7億円、経常利益+27.7%の13億円の増収・増益の見通し。サービスは、受託保育、公的保育。

 2014年10月からの、おおよそ1,000~1,600円のボックス圏(A)の中で、2016年11月29日の1,125円を安値に、ゆるやかな上昇トレンド(B)となってボックス圏を上回り、2017年7月12日の1,729円の高値をつけてもみあい。8月14日の1,552円まで押し目を入れ急騰となり、9月25日の2,700円まで上昇しました。ここから11月17日の2,069円まで押し目を入れて再上昇したものの、12月1日に2,850円の高値つけて大きく下落。その後、今年の1月18日の2,142円の安値をつけ2点底の形となって、1月23日に2,230円で買い転換となっています。

 

4674 クレスコ 東証1部

 2017年11月6日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+10.8%の30億円、経常利益は+6.6%の32.8億円の増収・増益の見通し。

 2012年11月14日の489円を安値にアベノミクス相場にサポートされ、2016年7月14日の2,198円まで急角度の上昇が続きました。いったんここをピークに9月7日の1,544円まで押し目を入れ、フラットな角度から徐々に(1)→(2)→(3)→(4)と上昇角度を大きくし、2017年4月13日の2,554円を安値に角度の大きい上昇トレンド(4)となりました。
 この中で11月9日の5,500円で当面のピークとなって押し目を形成し、12月20日の4,470円、今年の1月18日の4,445円を2点底にして、1月24日に4,755円で買転換となっています。

 

6590 芝浦メカトロニクス 東証1部

 2017年11月2日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+33.4%の20億円、経常利益+59%の18億円の増収・増益の見通し。FPD(フラットパネルディスプレイ)や半導体の製造装置メーカー。自動運転関連の一面ももっている。

 2012年10月15日の112円を底値に、11月13日の127円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇し、2014年11月28日の384円まで上昇。ここをピークにいったん調整入りとなり、2016年2月12日の170円まで下落。6月27日の179円を2番底にして、ゆるやかな上昇トレンド(A)を形成しています。

 この中で2017年4月14日の240円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、2017年11月28日に528円の高値をつけました。ここから12月15日の424円まで押し目を入れて、ゆっくりと戻りを試しているところです。