3105 日清紡ホールディングス 東証1部

 11月9日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+206.7%の150億円、経常利益+89.5%の200億円と大幅な増収・増益に回復見通し。5月11日時点、8月8日時点の予想と変わらず。

 2016年10月30日の1661円を高値に下降トレンド(A)を形成。この中で2016年6月28日の883円、8月3日の911円と2点底をつけた後、下降トレンド(A)を上に抜け、ゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で今年の5月31日の1,044円を安値に上放れとなって9月14日の1,548円まで上昇。ここを目先のピークにして押し目を形成し、9月28日の1,303円、10月20日の1304円とダブル底の形をつくり、10月24日に1,362円で買い転換となりました。11月9日の1,438円まで上昇し、再び押し目を形成しています。

 

 

2767 フィールズ 東証1部

 11月9日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は10億~20億円の黒字転換、経常利益は0億~20億円の黒字転換へ。5月9日時点、7月31日時点の予想を変わらず。

 2014年11月4日の1,365円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2015年12月18日の2,245円を高値に下降トレンド(B)へ転換しました。この安値圏の中で2016年8月4日の1,139円を安値、12月14日の1,522円を高値とする下向きの先細り三角形の保ち合いに。この煮詰まったところで11月8日の1,088円を安値に上放れとなり、11月10日に1,166円で買い転換となりました。あくまでも下降トレンド(B)の中でのチャートの買いの形ですので短期リバウンド狙いといえます。

 

 

9972 アルテック 東証1部

 10月6日発表の2017年11月期本決算予想は、2016年11月期比で営業利益+9.3%の4億円、経常利益+121.0%の4億円の大幅増収・増益。6月30日時点より大幅上方修正。

 2012年10月11日の146円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2013年7月11日の464円の高値をつけたあと、上昇トレンド(A)を切って下降トレンド(B)へ転換となりました。下降トレンド(B)の中で2016年6月16日の121円で底打ちとなって、上昇トレンド(C)へ移行。今年の4月13日の191円を安値に大きな戻りとなって下降トレンド(B)を上放れし、11月8日には389円の高値をつけました。

 ここで目先材料出尽くしで押し目を形成しています。好業績銘柄ですので大きな押し目は買いが有利と考えています。

 

 

7606 ユナイテッドアローズ 東証1部

 11月8日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+8.6%の99.53億円、経常利益+7.2%の101億円の増収・増益の見通し。5月8日時点、8月4日時点の予想と変わらず。

 2016年2月2日の6,120円を高値に急落トレンド(A)となり、この中で6月24日の2,793円の安値をつけて7月14日の3,240円まで反発。その後、ゆるやかな下降トレンド(B)へ移行し、9月30日の2,380円で底打ちとなりました。

 ここを安値に上昇トレンド(C)へ転換し、この上昇トレンド(C)の中で12月22日の3,485円まで上昇後、ゆるやかな上昇トレンド(D)へ移行。今年の8月4日の3,190円を安値に上放れとなって10月30日に4,470円の高値をつけました。目先ここをピークに11月7日の3,920円で売り転換となって押し目を形成しています。

 
 

1950 日本電設工業 東証1部

 10月31日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益7.4%の148.3億円、経常利益+5.5%の155.4億円の増収・増益の見通し。4月28日時点、7月31日時点の予想と変わらず。

 2014年12月16日の1,425円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、1年後の2015年12月28日の2,668円でピークをつけ、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で2016年6月24日の1,574円を1番底、11月9日の1,682円を2番底にして上昇トレンド(C)へ移行しました。

 この上昇トレンド(C)の中で、今年の6月21日の2,413円まで上昇後、8月2日の2,088円、8月18日の2,090円とほぼダブル底の形となって再上昇。10月27日に2,473円と年初来高値を更新後、押し目を形成しています。