昨日(2月12日)の動向
本日も要人発言によって、上下する展開となりました。日本時間は北朝鮮の核問題がありましたが、94円台前半から半ばを行き来する展開でした。しかし、ニューヨーク時間に入ると、G7財務相・中央銀行総裁が発表した「円安容認」と受け取れる声明に対し、匿名のG7当局者が「誤った解釈だ」と否定したことから急速に円高に動き、一時93円近辺まで下落しました。しかし、ニューヨーク時間後半になると、ロックハート・アトランタ連銀総裁が「日本がデフレサイクルを脱却することは重要であり、日本の回復は世界の利益となる」と発言すると、一転して円安に振れ、93円半ばまで回復しました。
2月12日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 94.190 | 94.406 | 92.947 | 93.479 |
ユーロ/円 | 126.248 | 126.943 | 125.001 | 125.755 |
豪ドル/円 | 96.587 | 96.876 | 95.798 | 96.352 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年2月13日)の展望
【米ドル/円】
95円を一旦の目標として動いている感じがありましたが、要人発言で一喜一憂する展開が続きそうです。発言内容によっては95円手前に存在するバリアをこなす可能性はあると思われます。日本時間は株式と北朝鮮問題にも注目したいところです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 94.40 | 95.00 | 93.00 | 92.60 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
125円をサポートにして動く展開となりそうです。ドラギ総裁はユーロ相場について「長期的な平均の付近にある」と発言をしていることから、大きな下落には現状つながりにくいと思われます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 127.00 | 127.35 | 125.00 | 124.50 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
目先の目標を97円として動く展開となりそうです。97円を突破してくると、今度は逆に高値警戒感も出始める水準との見方もされています。ユーロの動きに注目しながら展開を予測したいところです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 97.00 | 97.40 | 95.80 | 95.25 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年2月13日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年2月13日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 19:30 | BOE記者会見 | - | - |
★★★ | 22:30 | 米 1月 小売売上高 | 0.1% | 0.3% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します