昨日(1月17日)の動向
昨日は序盤小緩む場面もありましたが、下値では日銀の金融緩和期待からのドル買いにサポートされ上昇、その後甘利経済再生担当相が、円安けん制発言について正しく報道されていないと発言したことからドル買いが強まり、89円台半ばへ上昇する動きとなりました。欧米時間では米国の新規失業保険申請件数や住宅着工件数が予想比上振れたことからドル買いが強まり、終盤90円台を回復してクローズとなりました。
1月17日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 88.377 | 90.12 | 88.129 | 89.862 |
ユーロ/円 | 117.468 | 120.615 | 116.999 | 120.227 |
豪ドル/円 | 93.455 | 95.007 | 92.544 | 94.738 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年1月18日)の展望
【米ドル/円】
連日閣僚の発言で値動きの荒い相場展開となっています。円安けん制発言が否定されたことから円安容認の姿勢が伺え、押し目ではドル買いが出やすいとの見方のようです。ボラティリティの上昇やポジションの傾きから上下しそうですが、来週の日銀会合に向けては金融緩和期待から下値がサポートされそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 90.1 | 90.5 | 89.5 | 89 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ円もドル円同様大幅上昇する相場展開。ユーロドルが概ねレンジ取引となる中、ドル円に連れた動きとなっています。取引レンジがドル円よりも大きい分、リスク管理に注意しながら、押し目買いとの声が聞かれます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 120.6 | 121 | 119.4 | 118.8 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
中国のGDPは7.9%となり市場予想比良好でしたが、豪ドル円は利食い売りに上値が抑えられる動きとなっています。ドル円が円安傾向にあることから押し目では買いも出そうですが、週末でポジション調整が進むとの見方もあるようです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 95 | 95.5 | 94 | 93.5 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年1月18日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年1月18日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 18:30 | (英) 12月-小売売上高 | 0.1% | 0.1% |
★★ | 23:55 | (米) 1月-ミシガン大学消費者信頼感指数 | 75.0 | 72.9 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します