具体的にどんな方法で貯めたらいいの?

 では、この3つのポイントを押さえた貯蓄をするには、具体的にどうしたらいいでしょうか。始めやすいやり方としては、次の手段がありますので、確認してみましょう。

〇給与天引きされる財形貯蓄や社内預金
〇自動振り替えされる積立定期預金
〇自動引き落としやクレジットカード払いができる貯蓄型生命保険
〇自動引き落としやクレジットカード払いができる積み立て投資

 また、貯蓄をする際には利率、税制優遇、ポイ活も意識するとさらに貯蓄力がUPします。

金利の高いほうを選ぶ

 財形貯蓄の場合、一定額まで金利が非課税となります。

 社内預金の場合は、銀行店頭金利より高い場合が多いですが、会社独自の優遇金利がつかない場合には、店頭金利と同じ0.001%、0.002%といった低金利のままとなり、非課税のメリットは薄くなります。

 また、銀行の定期預金はメガバンクやその他店舗のある銀行の場合は金利が低いですが、ネットバンクの中には金利が0.1%というところもあります。

 財形貯蓄、社内預金、銀行の預金や定期預金とそれぞれ金利が何%なのかをしっかり確認し、より金利の高い方を選ぶようにしましょう。

解約のハードルが高いものを選ぶ

 貯蓄型生命保険は預貯金より高い利回りで貯蓄をすることができるものがあります。

 ただし、解約の際に手続きが必要であったり、短期間で解約をすると元本割れしたりすることが多いようです。

 でも、それが貯蓄を継続する上での強制力となり、メリットにもなります。