2023年8月の保有投資信託~騰落率ベスト10

 2023年8月1~31日までに、新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)は、国債や社債以外の株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(リート:不動産投資信託)など、全て購入できるので、[つみたてNISA]で購入できるもの、[iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)]で購入できるものに、それぞれマークを付けています。ご参考ください!

*騰落率:投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。

1位:高成長インド・中型株式ファンド(年1回決算型)

騰落率:5.88%    

どんなファンド?:インドの主要指数と比較すると独自性があります。

 Mahindra & Mahindra Financial Services(自動車関連の融資サービス・リース)、Cholamandalam Investment and Finance Company(金融)、Cummins India(エンジン・発電装置)、Power Finance Corporation(政府系の⾦融サービス)、Persistent Systems(ソフトウエア)、Supreme Industries(プラスチック関連製品)、The Federal Bank(銀行)などが組み入れ上位です。

まつのすけコメント:インドの取引所に上場している中型株式・預託証書(DR)・上場予定企業などに投資を行うアクティブ投信です。「R&Iファンド大賞 2023」において、優秀ファンド賞(投資信託/インド株式部門)に選定された実績があります。    

2位:新生·UTIインドファンド

騰落率:5.22%

どんなファンド?:成長性の高いインド株式に投資しているのが特徴の投資信託で、組み入れ上位銘柄は、HDFC銀行(インドの民間銀行大手)、ICICI銀行(民間銀行大手)、LTIマインドツリー(ITサービス企業)、バジャジ・ファイナンス(金融サービス会社)、コタック・マヒンドラ銀行(銀行および金融サービス会社)、アベニュー・スーパーマーツ(スーパーマーケット大手)、インフォシス(デジタルサービス大手)、インフォエッジ・インディア(ITコンサルティング大手)、アストラル(配管システムメーカー)、コフォージ(ITコンサルティング・ソフトウエアサービス大手)です。    

まつのすけコメント:インド株に投資するアクティブ投信で、50数銘柄に投資しています。成長性が高い国であるインドの企業の中で、さらに成長の観点で魅力的な銘柄の組み入れを企図しています。個人的には、コアは無難なインデックス投信、サテライトでアクティブの投資信託を少し購入しています。

3位:米国インフラ関連株式ファンド<為替ヘッジなし>(グレート・アメリカ)

騰落率:4.56%    

どんなファンド?:組み入れ上位銘柄は、インフラ建築の設計のテトラ・テック、特殊工事請負会社のクアンタ・サービシーズ、建設会社のスターリング・インフラストラクチャー、工事会社のマステック、大手電力公益会社のネクステラ・エナジー、大手廃棄物管理のウエイスト・マネジメント、水道のアメリカン・ウォーター・ワークス、天然ガスのアトモス・エナジーなどです。

 バリュー株優位の際にS&P500や世界株指数をアウトパフォームする傾向にあります。   

まつのすけコメント:米国株のアクティブ投信です。人々の生活に必要不可欠な設備やサービスを運営・提供する「インフラ運営関連企業」と、インフラの整備・構築などに携わる「インフラ開発関連企業」の株式に投資します。原則として為替ヘッジはなく、米ドルに対して円安になると有利になり、円高になるほど不利になります。    

4位:米国インフラ・ビルダー株式ファンド(為替ヘッジなし)

騰落率:4.41%    

どんなファンド?:組み入れ上位銘柄は、建設・土木業(クアンタ・サービシーズ、マステック、エイコム)、電気設備業(イートン、ハベル、ロックウェル・オートメーション)、建設資材(バルカン・マテリアルズ)、建設関連製品(トレイン・テクノロジーズ)、金属・鉱業(ニューコア)、商社・流通業(ユナイテッド・レンタルズ)などです。

まつのすけコメント:米国のインフラ設備の建設・改修・メンテナンス、建設資材の生産・輸送などに直接関わる企業の株式に投資するアクティブ投信です。為替ヘッジはありません。インフラ関連銘柄に投資したい場合に選択肢となります。

5位:イーストスプリング・インド・インフラ株式ファンド

騰落率:4.10%    

どんなファンド?:成長が続く可能性が高いインドのインフラ関連株式に投資できます。

 組み入れ上位銘柄は、ウルトラ・テック・セメント(インドのセメント関連大手)、ICICI銀行、アクシス銀行、ラーセン&トゥブロ(建設大手)、リライアンス・インダストリーズ(インドの富豪が筆頭株主のインド最大のコングロマリット)、バルティ・エアテル(電気通信)、ブリゲード・エンタープライズ(不動産開発会社大手)、インド・コンテナ(鉄道輸送サービス)、フェニックス・ミルズ(ショッピングモール開発大手)、タタ・スチール(財閥グループの鉄鋼メーカー)です。

まつのすけコメント:主にインドの金融商品取引所に上場するインフラ関連株式に投資する投資信託です。為替ヘッジは行わないので、インド・ルピーなどに対して、円安になると基準価額にプラスになります。    

6位以下はこちら    

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