2023年3月の保有投資信託~騰落率ベスト10

 2023年3月1日から3月31日までに新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。

 NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)は、国債や社債以外の株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(リート:不動産投資信託)など、全て購入できるので、[つみたてNISAで買えるもの]iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)で買えるもの]に、それぞれマークを付けています。ご参考ください!

*騰落率:投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。

1位:iFreeレバレッジ FANG+

騰落率:18.89%

どんなファンド?:日々の値動きがNYSE FANG+指数(米ドルベース)の2倍程度のレバレッジ投信で、為替ヘッジがあります。組み入れ銘柄は、アップル、Amazon.com、メタプラットフォームズ(FacebookやInstagram)、アルファベット(Google)、ネットフリックス、エヌビディア(半導体大手)、テスラ、マイクロソフト、AMD、スノーフレイクです。

まつのすけコメント:3月はテクノロジーの大型株に資金が流入しましたが、金融危機の懸念が落ち着いたら流出する可能性がある点に注意が必要です。

2位:楽天レバレッジNASDAQ-100(レバナス)

騰落率:14.16%    

どんなファンド?:日々の値動きがNASDAQ-100指数(米ドルベース)の2倍程度のレバレッジ投信で、為替ヘッジがあります。組み入れ上位銘柄は、マイクロソフト、アップル、Amazon.com、アルファベット(Google)、エヌビディア、テスラ、メタプラットフォームズ(FacebookやInstagram)、ASMLホールディング(半導体大手)、ペプシコです。

まつのすけコメント:2月に続いて3月もNASDAQ-100が好調でした。インフレが落ち着いてFRBの利上げが停止したら、しばらく好調なパフォーマンスが続く可能性があります。

3位:アジア未来成長株式ファンド

騰落率:8.70%    

どんなファンド?:日本を除くアジア諸国・地域の上場株式で、製造業に関連した銘柄が中心のアクティブ投信です。銘柄選択にあたっては*ボトムアップアプローチを基本とし、割安でかつ成長性のある銘柄に投資しています。原則として為替ヘッジはありません。    

まつのすけコメント:組入銘柄の上位は台湾セミコンダクター(半導体大手)、テンセント(中国テクノロジー企業)、サムスン電子、アリババ、JDドットコム(中国のネット通販企業)、メイチュアン(電子商取引プラットフォームである美団と、中国最大の口コミサイトである大衆点評を運営する中国企業)、リー・ニン(中国 の大手スポーツウエア、スポーツ用品メーカー)、陽光電源(中国の電力会社)、貴州茅台酒(中国の大手酒造会社)であり、成長が期待できる銘柄がそろっています。

*ボトムアップアプローチとは
 投資信託(ファンド)において、個別企業の調査・分析から企業の将来性を判断し、投資判断をする運用手法。逆に、経済動向などのマクロ視点の分析から、国や地域への資産配分を決めた後、その枠の中で個別銘柄を絞っていく方法を「トップダウンアプローチ」という。

4位:iFreeレバレッジ ATMX+

騰落率:7.89%    

どんなファンド?:日々の値動きがFactSet ATMX+指数の2倍程度のレバレッジ投信で、為替ヘッジがあります。組入上位銘柄は、テンセント(中国テクノロジー企業)、Trip.com(米国の企業を中国が買収し、ホテルや航空券の予約サービスを行う企業)、バイドゥ(中国で最大の検索エンジンを提供するIT大手)、リ・オート(中国新興EVメーカーの「御三家」の一つ)、ネットイース(オンラインサービスを提供するIT企業。ゲームでは中国第2位のシェア)、アリババ、シャオミ(スマホメーカーとして創業、現在は総合家電メーカー)、JD.com(中国EC市場シェア2位のWebサービス会社)、メイチュアン(「食と生活」に関するサービスをスマホアプリ上で提供する新興IT企業)、NIO(中国の新興EVメーカー御三家の一つ)です。      

まつのすけコメント:昨年は中国の政界で激動があり、中国のテクノロジー企業は軟調な推移でした。しかし、ここに来て底打ちしつつある値動きになってきました。企業に対する締め付け、突然の規制導入などの動きが緩和されれば、リバウンドが続く可能性があります。

5位:iFreeNEXT FANG+インデックス

騰落率:7.76%    

どんなファンド?:NYSE FANG+指数(円ベース)の動きに連動する投信です。為替ヘッジはなく、円安になると好影響、円高は悪影響となります。組み入れ銘柄は「iFreeレバレッジ FANG+」と同一です。    

まつのすけコメント:NYSE FANG+指数は10銘柄に等金額で投資するのが特徴のインデックスです。NASDAQ-100よりもさらにメガテックやテスラなどに集中投資したい場合は、選択肢となる投資信託です。

6位以下はこちら!

6位:eMAXIS NASDAQ100インデックス    

7位:netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)

8位:イノベーション・インデックス・AI

9位:iFreeNEXT ATMX+

10位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド  [つみたてNISA]