TOPIX:25日移動平均線を下抜け
ちなみに、先週末16日(金)の日経平均は前日比で96円安でしたが、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが強気の業績見通しを発表したことで株価を大きく上げていなかったら、もっと下げ幅が大きくなり、25日移動平均線を下抜けていた可能性があります。
実際に、もうひとつの主要株価指数であるTOPIX(東証株価指数)を見ると、週末にかけての2日間で25日移動平均線を下抜けてしまっています(下の図2)。
■(図2)TOPIX(日足)とMACD(25日)(2020年10月16日取引終了時点)
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また、下段のMACDについては、9月30日にシグナルを下抜けてから下落基調が続いており、下方向への意識が続いていることも意識しておいた方が良さそうです。
TOPIXが早い段階で25日移動平均線を回復し、国内企業の決算が本格化する来週まで株価水準を維持することができれば、相場のムードが好転しそうです。