マイクロソフト(MSFT)

出所:トムソン・ロイター(現地7月15日まで過去1年間)

 5位はランキング上位常連のマイクロソフトです。こちらは相変わらずコメントのしようがないほど好調で、またしても史上最高値を更新しています。ただ、マイクロソフトは7月18日引け後に決算発表を予定していますので、その内容次第ではもしかしたらトレンドが大きく変わる可能性もあります。今回の決算でも、引き続き同社のクラウドサービス「Azure(アジュール)」などが堅調に伸びていることが示されれば一段高の可能性もありますが、直近株価は右肩上がりの推移となっているため、市場予想を下回る数字が出てきた場合は、一旦大きく押される場面もあるかもしれません。

今後の動向について

 いよいよ4-6月期決算シーズンも本格化してきました。今週はマイクロソフト(MSFT)などが決算を発表する予定ですが、来週はフェイスブック(FB)やザイリンクス(XLNX)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、アルファベット(GOOGL)など多くの注目銘柄が決算発表を予定しています。

 ご承知の通り、米国株は決算発表で売上高やEPS(1株当たり利益)がアナリスト予想を少し上回る/下回るだけで株価が10%動いたりと、決算発表で比較的大きく動く傾向があります。また、足元4-6月期の業績は良くても、通期の見通しが悪いだとか、数字は良くても「経営陣が米中問題について慎重なコメントをした」などと理由をつけられ売られる場合もありますので、本当にこの決算発表シーズンは注意が必要となります。

 参考までに、楽天証券のウェブサイトでは海外株式決算カレンダーも公開しておりますので、企業の決算日程の確認にぜひご活用ください。

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