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安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)
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中国銘柄レポート
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安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)

2017/2/23
16年本決算は17%増益、向こう3年は10%台半ばの利益成長持続へ
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16年本決算は17%増益、向こう3年は10%台半ばの利益成長持続へ

現地コード 銘柄名 株価 情報種類
02020 安踏体育用品 (アンタ・スポーツ・プロダクツ)  24.30 HKD
(02/23現在)
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安踏体育用品は2016年12月本決算で前年比17%の増益を達成した。同期利益はBOCIの予想通りの水準。イタリアブランド「フィラ(Fila)」の利幅改善を受け、全体の粗利益率は1.8ポイント上向き、過去最高の48.4%を記録した。BOCIは日本の「デサント」韓国の「コーロン(Kolon)」といった新規ブランドの利益寄与を織り込む形で、17年、18年の予想純利益を3%、6%増額修正。向こう3年間にわたって10%台半ばから後半の利益成長が続く見通しを示している。ただ、同社の現在株価が17年予想PERで20倍の水準に達したことに触れ、すでに利益成長見通しは反映されたと指摘。株価の先行きに対して中立見通しを継続している。

在庫補充の動きやフィラの急成長、ネット通販の好調、キッズ向けの好調などを背景に、16年通期の売上高は前年比20%増加した。経営陣によると、10-12月期には売り上げが小幅ながらも上向き、このトレンドが17年も続く見込み。コアブランドやその他ブランド、販路の受注は1桁台前半の伸びとなる半面、在庫補充目的の受注が10%を超えるとみられ、通期売上高は前年比10%台半ばの伸びとなる見通しという。

16年にはスケールメリットの拡大や効率化を受け、フィラの営業利益率が前年の17%から22%に大きく改善。これを受け、全体の営業利益率は24%を維持した。BOCIは向こう3年間、ネット通販やフィラの利幅が上向くとみて、緩やかな利益率の改善が続くと予想。デサントやコーロンなど新規ブランドの利益率が初期段階では低水準にとどまる可能性を指摘しながらも、既存ビジネスがカバーするとみている。なお、同社は17年に、デサントショップ50-60店舗、コーロンショップ2-3店舗の出店を計画している。

経営陣によれば、主力の安踏ブランドは17年に、オンライン、オフラインの合計で前年比10%台前半の増収を達成し、業界平均を上回る見込み。主にネット通販の成長により、市場シェアの拡大が期待できるという。経営陣は今後も、安踏ブランドの取り扱い製品について、競技カテゴリーの多様化を継続する方針。一方、韓国コーロンとの間では折半出資で合弁会社を設立し、中国で高級アウトドア・スポーツウェア店を展開する計画を発表している。

BOCIは目標株価設定上の基準を17年予想PER16倍から同18倍に引き上げたが、これはブランド多様化やネット販売の拡大、キッズ部門やフィラの成長による利益上振れ余地が理由。一方、レーティング見直しにつながる可能性のある潜在リスク要因としては、海外有力ブランドによる国内シェアの拡大や、国内ブランド間の競争激化、営業経費が予想を上回る可能性――を挙げている。

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